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相手の懐にうまーく入り込んでくると言うか、自然な流れで話を持っていったりするもんやから、こちらも話しやすい。
ｺﾝｺﾝ
タイミングよく扉がノックされあきとさんが現れる。
｢生２つとお通しね。二人はいつからの知り合いなん？｣
｢高校。クラスはちゃうかったけど、俺が覚えててん。急遽誘っちゃったんよ｣
｢行動派の望らしいな。望が迷惑かけます｣
｢え、あぁ大丈夫です｣
年の離れた兄弟みたいな感じなんやろな。
行動派と慎重派...正反対やけどうまが合うんやろな。
あきとさんが戻ってしばらくして、思い返す。
｢そう言えば、私達クラスちゃうかったんよね？｣
｢...うん｣
｢どこで私の事知ったん？｣
｢あー...しげ子さん今ではこんな感じやけど、高校時はもっとこう...｣
｢地味やったし、自分で言うのもあれやけど性格最悪やった。何？やっぱり変な噂流れてた？｣
昔から思ったことはズバズバ言う性格やったし、その事で智子には何度怒られたことか。
もちろん女子には嫌われとったやろうし、地味な見た目で男子には相手にされず。
今となっちゃ、つまらん学校生活送ったなぁ〜思うわ。
そやから、変な噂が流れるのも納得はいくし。
望くんがそれで私を知ってたんも納得する。
やけど、決していい噂やないやろうになんで食事なんか誘ったんやろ...
｢変な噂なんて流れてないよ！てか、流れてきたとしても全く興味ないし！あ、いや...しげ子さんに興味ないとかやなくて...｣
｢そんな焦らんくてもええよ。噂流れてても不思議やないし。望くんと初めて話したけど、噂に左右されそうな性格や無さそうやし｣
｢...ありがとう///｣
思ったことを伝えれば嬉しそうに照れくさそうにする望くん。
なんかかわええな。
それからは料理もどんどん届いて、楽しい会話と美味しい料理でお酒もすすむ。
｢大丈夫？｣
｢だいじょーぶっ、ちょっ、気持ち悪い...｣
｢えぇ！？もうちょっとやから我慢して！｣
休みだからいいと、完全に飲みすぎた。
数歩歩くだけでふらふらな千鳥足。
タクシーに揺られようものなら、気持ち悪くなる。
最悪や。
初対面に近い望くんに迷惑をかけてしもうた。
朦朧とする意識の中、望くんの甘い匂いだけが残る。
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ろきゅ(プロフ) - 苺さん» 苺さんのペースで構いません。はい、楽しみにしてます(^-^) (2019年6月7日 15時) (
レス) id: 86bfb345a9 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ろきゅさん» そうなのですね…まとめて上げるのでゆっくり更新にはなりますが、これからも楽しんで見てもらえたらなと思います！ありがとうございます！！ (2019年6月7日 1時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
ろきゅ(プロフ) - 訳あってR18フラグの作品が読めない環境なので…苺さんのR18ではない作品が久々に見れて嬉しいです。これからも応援してます!! (2019年6月5日 14時) (レス) id: 86bfb345a9 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 亜子さん» そんなことを言っていただけるなんて…ありがとうございます！なるほど…アドバイスありがとうございます。入れてみたいと思います。 (2019年6月3日 15時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
亜子 - 素晴らしい桃赤です！もっと皆さんに読まれて欲しい作品なのに！と思ってるのですが、キーワードなどに「ジャニーズWEST」と登録して欲しいです。ジャニーズWESTで検索してる方が多いと思うので、もっと目にする人が増えると思います！ (2019年6月3日 15時) (レス) id: bc417d56af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺 | 作成日時：2019年3月19日 22時
