12日目 ページ12
｢ここで待ってればええんやないですか？桐山さんもここに来るわけやし｣
｢ですが...｣
｢私は構いませんので｣
しぶる藤井流星にどうにかこうにか話をして、｢それなら...｣とソファーに座らせることに成功した。
｢そや、藤井さん◯◯会社知ってます？｣
｢え？あ〜先週伺いました｣
｢やっぱり！友達がそこで働いてるんですよ、写真見たときに藤井さんいたなぁ〜思って｣
｢そうなんですか、世間は狭いですね｣
......なんや、ぽやぽやしてる思ったけど、そこは営業部か。
わりと会話もしっかりできとる。
｢重岡って知ってます？｣
｢重岡...｣
...この反応やと覚えてない？
ということは藤井流星はしげちゃんには興味ないことになる！
｢わからな｢重岡大毅さんのことですか？｣......そう、です｣
覚えとったぁーーー( ；∀；)
｢重岡さんの友達でしたか！やっぱり世間は狭いなぁ〜｣
｢ちゃんと覚えてるんですね...｣
｢え？あ〜彼女笑顔が可愛いし素敵やなぁーと。それに初対面で失礼なことしちゃったんで｣
｢あぁ、コーヒー｣
ニコニコ話す藤井流星。
えらい楽しそうで...しげちゃんも楽しそうやったなぁと思い出す。
藤井流星が言った失礼なこと...コーヒー断ったことかと思ってたら思わず言葉に出てしまった。
｢あ、やっぱり話してます？怒ってましたよね、せっかく出してくれたんに断っちゃって｣
｢......いや、むしろ楽しんでましたよ。初めてやぁ〜って｣
｢え？｣
しげちゃんはコーヒー断られただけで怒る子やないし、むしろ初めてのことだったりは楽しんじゃうタイプ。
本当に申し訳なさそうにする藤井流星を見てたら、ポロリと言葉にしていた。
｢楽しそうに私たちに話してくれました｣
｢そうやったんですか、良かったー｣
コンコンコン
藤井流星が安堵したところで、楽屋のドアがノックされる。
｢はーい｣
｢失礼します｣
｢お、マネージャー♪｣
｢まだ着替えてないの？あら、藤井さんここに要らしたんですか！桐山さんが探してましたよ？会議がどうとか｣
｢え？.........あぁ！そや、会議！あの、失礼しました！｣
｢......ばいばーい｣
マネージャーの言葉を聞いて、嵐の様に楽屋を後にする藤井流星。
｢藤井さんってどこか抜けてるのよね〜｣
｢そうだねー｣
｢でも、憎めないって桐山さんが 笑｣
｢あぁ〜確かに｣
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苺(プロフ) - れいさん» こちらこそありがとうございます！久しぶりになって申し訳ないです(^-^; (2020年7月25日 23時) (
レス) id: c0040dafb0 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 久しぶりの更新とても嬉しいです！ありがとうございます！大好きなお話なので続き楽しみにしてます！ (2020年7月25日 20時) (レス) id: 48223a5e99 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ぽむさん» アドバイスありがとうございます！表記させてもらいます！ (2019年8月6日 20時) (レス) id: 735bd56603 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - キャプションや、キーワードタグどちらでもいいので「ジャニーズWEST」と表記して頂きたいです。凄く素敵なお話なので、皆さんにもっと読んで頂きたいです。 (2019年8月5日 15時) (レス) id: cb2febcbe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺 | 作成日時：2019年3月29日 14時
