検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:33,761 hit

・・・・・・ ページ5

やって来たのは丸山隆平さん。

彼とは親が叔父さんと仲良く、小さい頃よく一緒に連れていってもらった所には必ず隆平さんもいた。

やから歳は離れとるけど、可愛がってくれていた。





「いきなりどうしたんですか?」

「昨日までフランス行ってたんよ〜久しぶりに帰ってきたから、大毅くんや叔父さん、流星くんに会いたなってね!」

「あ〜なるほど」



とにかく元気な隆平さん。

そんな隆平さんの後ろに立つ人...





「そやそや、亮ちゃんも自己紹介せな!」

「...初めまして。丸山の秘書をしております、錦戸亮です。よろしくお願いいたします」

「は、初めまして...」




なんや...無表情で、ちょっと...いや、かなり!怖い。

圧が......





「そない怖くないからね?亮ちゃん人見知りやから」






秘書が人見知りって大丈夫なん??

まぁ、隆平さんっぽいけど。






「所で、叔父さんと流星くんは?誰も居らんような静けさやけど」

「......えっと、それがぁ」




いろいろと省きながらもなんとか説明をする。





「そうやったんか...」




改めてこう人に説明すればより、自分がした流星への行動がアホらしく思えてくる。

流星にプレゼントしたネクタイピンやって、渋々もらってくれたもので、意外にもちゃんとしとる流星がネクタイピンを付けとるわけないのに、田中さんの所持品と一緒にあっただけで犯人やと疑って...

流星は誰かに犯人にしたてられたんや。

本当の目的は何?

あのネクタイピンを買った人なんてたくさんおる。

やけど、あれが流星のだと分かる。

俺が買ったから。

たまたまやない。

田中さんやから狙った。

ほんで流星のネクタイピンを紛れ込ませた。





「犯人は俺を狙ってる。そのせいでみんなが巻き込まれた...俺のせいや。やから...俺が守らんと」

「大毅くん...」

「......」

「守るって...どうやって?」

「...え?」





ワントーン下がった隆平さんの声に驚き顔をあげる。

......なんや

ゆっくり近づいてくる隆平さん。

嫌な予感がするんやけど......





「隆平s「ただいま戻りました」...っ流星!」




龍平さんの手が俺のほうへ迫ってくるのを遮るように、タイミングよく流星が帰ってきた。

・・・帰ってきてくれたんや。




「遅くなりました」

「・・・・おかえり」

「久しぶりやね、流星くん」

「お久しぶりでございます。丸山様」

・・・・・・→←・・・・・・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽっち。(プロフ) - 神重流望&雍予澆気» いつも応援ありがとうございます!リクエスト受け付けました!頑張って書きます! (2018年12月6日 23時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
神重流望&濵桐淳(プロフ) - リクエストいいですか?重岡さんが誘拐される的なものが読みたいです!いつも応援しています!頑張ってください! (2018年12月5日 22時) (レス) id: 0d20c7ba6e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽっち。 | 作成日時:2018年11月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。