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『流星?』
画面に映し出されたのは、旅館の浴衣を着ている大毅やった。
後ろには旅館ならではの掛け軸や生け花。
本当に旅館におるんやな。
ならバーにいたんはやっぱりそっくりさん。
「ん。ありがとう」
『疲れとる?せっかくやししっかり休んでや』
「......ん、もう寝る」
『おん、おやすみ』
真っ暗になる画面。
まだ納得はいってへんけど、とりあえず寝ることにした。
≪大毅side≫
「あっぶな...」
「流星さんどうしたんですかね?」
「実はbarに流星きとって...まさか今日来るとは...まさきさんに来たら連絡してもらうよう頼もうかな...」
流星がまさきさんのbarの常連なのは知ってたんやけど、俺達が行った日に来るとは思わんかった。
悩みとかある時に行くって聞いてたから
......なんか悩みあるんかな。
まさきさんには説明しといたから上手く誤魔化してくれたみたいやけど、危なかった〜
流星見つけたときびっくりしてコップ落としそうやったもん。
とりあえずこのまま流星にはバレずに過ごさんと...
またいつ来るか分からへんし。
−翌日−
て言ってたそばから流星来てました。
まさきさんにも説明出来ぬまま流星とご対面。
目の前でガン見さらとる......
「......大毅」
「.........」
え、名前呼んだだけ?
なんか話そうとしたんやないの?マジでバレたと思ったやん。
「に似てます。貴方」
「そうなんですね...大毅さんとはどんな方ですか?」
「左の目の下に変な窪み作って、くったくのない笑顔で笑うんです。小さい頃からそれは変わらなくて、その笑顔を見るとホッとするんです。実は運動神経めちゃくちゃ良くて、だけど変なとこ不器用で...心配になるんやけど、俺の中で大毅なら大丈夫。ってのがあって」
はっず...///
なんなん?めっちゃ語るやん。
めちゃくちゃ恥ずかしいこと言ってるんこの子は気づいてます??
あかん、俺が我慢できへん......。
まさきさんなんてもう吹き出しちゃってるし!
「よっぽど...大切なんですね」
「はい......俺の事危なっかしいっていいますけど、あいつも結構危ないところあって......大切です。友達として、主人として...うん」
「......誤解、とけるといいですね」
「え?」
「え?あー......そのーなんか悩んでそうな顔やったから!つい!」
「...ふふっ、本当俺の知ってる人にそっくりです」
「.........」
本物やもん。
ごめんな、流星...あとちょっと、待ってて。
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ぽっち。(プロフ) - 神重流望&雍予澆気» いつも応援ありがとうございます!リクエスト受け付けました!頑張って書きます! (2018年12月6日 23時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
神重流望&濵桐淳(プロフ) - リクエストいいですか?重岡さんが誘拐される的なものが読みたいです!いつも応援しています!頑張ってください! (2018年12月5日 22時) (レス) id: 0d20c7ba6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっち。 | 作成日時:2018年11月6日 0時