レトさんの記憶喪失 (ページ1)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:7,432 hit

事故ページ1

キヨ視点

いつも通り2人でコラボ動画撮って、次のラジオいつ撮ろうかね～。なんて話してた時、

レ「ちょっとコンビニ行ってくるわー」とレトさんが言い出した。

キ「あ、じゃあ俺も行く～。」別に家に残ってやることなんてないしついて行くことにした。

こんないつもの日常が壊れることも知らずに...。

＿＿＿＿＿＿

レ「...重っ！」キ「結構買ったね。俺綾鷹しか買ってないもん。」

レ「仕方ないやろ～。何日か分の食べ物とお菓子だし。」

キ「別に悪いとは一言も言ってないよ笑」

そんなくだらない話をしていた時、

『ブーー！！』車の音がしたので振り向こうとした。

でも遅かった。『ドンッ！！』

今まで聞いたこともないような大きい音が隣から聞こえた。

キ「...は？」やっと理解した頃には頭から血を流したレトさんが倒れていた。

「きゃーー！」周りの人が叫ぶ。

キ「...嘘だろ。レトさん！レトさん！」

「誰か救急車呼んで！！」

「君！携帯借りるよ！」キ「はいっ！」

パニックになっている俺の代わりに誰かが救急車を呼んでくれた。

そのままレトさんは病院に運ばれ、俺もついて行った。

病院の先生に色々聞かれて説明された気がするけど

そんなこと考えられないくらい、頭の中が真っ白だった。

ベッドの上のレトさんは目を覚ます気配がなかった。

キ「...なんだよ、どうせドッキリのくせに...。分かったから...目、覚ませよバカ...。」

気がつけば、泣いていた。

キ「ラジオまだ撮れてねーし、一緒にやるゲーム買ったって言ったじゃんか！...っなんでこんなこと...全然お前らしくねーよ。」

そんなことを言いながら、ずっと泣いていた。