あなたの声なら

contents7 ページ7

あれから達央を超えるという挑戦をする事になったものの…絶対に…

貴「無理に決まってんじゃん！！！」

だってたっつんだよ！？イケメンで変態で、イケメンなたっつんだよ！？そんなの超えられるわけがないよ！？

馬鹿だな、私、目標だと言っても少しは考えるよね。

たっつんを超えるのなんて、一生かけても無理だと思うのは私だけだろうか。

貴「とにかく！くじけてたって仕方ないよね！超えられるかどうかはわからないけど、やってみる！」

そうだよ！私の夢は声優なんだし、まずはプロの声優になりらないと！

貴「まずは…何かアニメの役を取らないと、今やってるオーディションとかないかなぁー？」

するとマネージャーさんが紙を渡してくれた。

マネ「倉坂ちゃん、良かったらここのオーディション受けてみたら？ここのオーディションちょうと倉坂ちゃんにぴったりだと思うの！」

貴「はい！ぜひ！」

マネ「新人さんも大歓迎って！頑張ってね！」

いきなりチャンス到来です！

ですが…何故かそのオーディション会場に、達央さんがいらっしゃいました

貴「私って、運がいいのか…悪いのか」

達央「おっ、くらさーじゃん！やっほぉー！」

なんと軽々しく話しかけてくるんだ！今からオーディションでちょっと緊張してるのに！？

貴「き、奇遇ですねぇ……また会っちゃいましたね。」

達央「くらさーもここのオーディション受けるんだな、さっそく戦えそうだな。」

もうライバルみたいになってるよぉぉぉ！？

達央「まぁ、役は違うみたいだけど、頑張れよ！」

貴「は、はい……」

私…本当に馬鹿だな

contents8→←contents6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す