第307話 ページ13
「あー･･･俺勝てるかなぁー･･･。」
ショッピは映像を見るのをやめて、気怠げに立ち上がる。
「クミさんとやっけ？」
「そうなんすよ。
接近戦入るやろうし、マジ相性悪い･･･。」
鬱に訊かれて、ショッピは顔を顰めて返事をした。
「頑張ってくださいっ、ショッピさん･･･！」
Aは昼食を食べていた手を止めて、ショッピに声をかける。
「･･･ん。見とってな。」
ショッピはポンポンとAの頭を撫でてから、控え室から出て行った。
「ふふふっ。末っ子は愛されてるねぇ。」
控え室から出て行くショッピを見ながら、しんぺい神はニコニコと笑ってAに言った。
「･･･？」
Aは昼食を食べながら、しんぺい神に言われて首を傾げる。
「何でもないよ。ショッピくんの応援しようね？」
「っはい･･･！」
Aが返事をすれば、しんぺい神はとても優しく微笑んだ。
それから、試合は進んで行く。
ショッピ対クミは、ショッピが煙で遠距離攻撃をしたが、クミが急接近して隙を突いてショッピを倒した。
次戦の第8戦目、とも対ぺいんと。
真っ黒な笑顔のともが得意魔法"虹"を使って、大声で悲鳴を上げるぺいんとを追いかけ回していた。
結局ぺいんとが逃げ回って、降参を宣言して、試合はともの勝利となった。
第9戦目、しにがみ対ロボロ。
ロボロが何故か興奮気味にしにがみへ迫って行くので、それから逃げるしにがみが体力消耗により降参を宣言すると言う、前の試合に似た光景が見られた。
尚、ロボロは控え室に帰って来てから「しにー姉さん超可愛かったわ」と、全く反省はしていなかった。
第10戦目、ゾム対みどりくん。
ゾムの竜巻を物ともせず突っ込んで行くみどりくんは、爆弾を作り出したがゾムに吹き飛ばされてしまった。
みどりくんは「ｱｰﾚｰ」と言って、ゾムが出現させた竜巻に捕まってギブアップをした。
第11戦目、らっだぁ対チーノ。
チーノが得意魔法の"時"魔法を使ったが、数秒しからっだぁの動きを止められなかった。
らっだぁは隙を突いてチーノを闇魔法で捕縛し、チーノに降参を言わせた。
第12戦目、wato対トラゾー。
watoが水魔法でトラゾーの窒息を狙うが、トラゾーが強化魔法を使って水を弾き、それを阻止した。
watoは接近戦に持ち込まれ、強化魔法を使ったトラゾーの拳でフィールドの端まで飛ばされて、戦闘不能になった。
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眼目夢子(プロフ) - あっちさん» コメントありがとうございます！まだまだ続きますので、よろしくお願い致します！ (2021年11月18日 22時) (
レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
あっち - 神作品ありがとうございます！とっても！面白かったです！ (2021年11月18日 21時) (レス) @page39 id: 3049e8ef9f (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - Ａさん» コメントありがとうございます！自分では面白いのが分からないので、とても嬉しいですっ！！これからも続くのでよろしくお願いします！！ (2021年11月12日 17時) (レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
Ａ(プロフ) - １の方から読ませて貰いました！物語の一つ一つが面白くて、とても好みです！コメント失礼しました！！！ (2021年11月12日 17時) (レス) @page6 id: 7f7dc14b65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2021年11月11日 4時
