＃360 ページ10
「若干顔、赤くない？暑い？」
「え・・・？」
らっだぁに訊かれて、Aはキョトンとする。
「あ、赤い・・・？」
「うん、赤い。
春とはいえ、ちょっと暑い時あるけれど・・・」
らっだぁに言われながら、Aは持っていた皿を置いて、自分の額に手を当てる。
「・・・分かんない・・・」
「まあ、微熱とかだったら自分じゃ分からないよねぇ。
具合悪いとかない？」
「ない・・・」
「うーん。
少しでも具合悪くなったら、しんぺい先生に言いな？
あの人になら言えるでしょ？前までの先生じゃないし」
「・・・ん・・・」
「んじゃ、そろそろ俺行くわ。楽しめる分楽しんで〜」
らっだぁはそう言って、手をヒラヒラと振って、別の人混みへと行ってしまった。
Aは彼に言われた事を気にして、自分の額だったり手首だったりをペタペタと触っている。
「・・・ナチュラルに付き合いの長さを見せつけられた気がする」
「そこつっこんだらアカン」
Aを横目に、チーノとショッピは真顔でらっだぁの背中を見送っていた。
「A、大丈夫そうなん？」
ショッピはチラリとAを見て、彼女に訊ねる。
「・・・大丈夫、です・・・。
微熱、くらいだと思います・・・」
「そ、それ大丈夫なん？」
チーノが戸惑いながら訊ねると、Aはコクンと頷いた。
「(なんか若干、反応薄くなってる…？)」
「(一応気にかけてはおくか…)」
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桜華(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます!!長編ですが、ここまで読んでくださって嬉しいです!!文才はないので他の方から貰ってください･･･((更新、無理せず頑張ります!! (3月3日 12時) (
レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すきです。気付いたら一気読みしていました、！！ところで文才わけてくれまs....調子に乗りましたすいません。更新無理せず頑張ってください。 (3月3日 11時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華 | 作成日時：2023年12月6日 21時
