＃359 ページ9
「A〜」
「！らだにぃっ・・・！」
「らっでぃだ」
「どうも〜、らっだぁさん」
「チノもショッピくんもやっほ〜」
3人がデザートを食べてのんびりとしていると、何故か少しだけ服が乱れている、らっだぁが声をかけて来た。
「なんで服ちょっとぐちゃぐちゃなん？
そんな運動する時間やなくない？」
「や〜〜〜…
やんちゃな奴らに絡まれたんだよ。
Aにも今度紹介しないととは思いつつなんだけれどね、そのメンバー」
「「察し」」
「・・・？らだにぃの、知り合い・・・？」
らっだぁが遠い目をして話すと、ショッピとチーノも遠い目をして、Aは首を傾げる。
「やんちゃな子達多いからね、大変なのよ。
まあ根はいい奴ばかりだけど…
これ内緒ね？アイツら調子乗るからさ」
らっだぁはAにそう話をして、微笑みながら「シー」と口に人差し指を充てる。
「な、内緒・・・」
Aはらっだぁの真似をしながら、彼に数回頷いて見せた。
「・・・まーーーじで可愛いのよ。
見た？こんな子チーム入れたってマジ？我々だの皆さん」
「おう、"俺ら"の仲間や"俺ら"の」
「うっわドヤ顔してる」
らっだぁの真顔に対し、チーノはAの肩に手を置いて、胸を張って彼に言い返す。らっだぁが顔を顰めるが、チーノは意に介さずにニヤニヤと笑っている。
そんな二人に挟まれて、Aは交互に二人を見る事しか出来なくなっている。
「どうせ早めに食い終わったら暇やし、しばらくそうしといたらええんやない？」
「えっ…！？」
全く助ける様子のないショッピに、Aは目を見開く。ショッピは小さく笑ったまま、自分で取って来たデザートを食べながら、らっだぁVSチーノの言い合いを観戦している。
「"春の交流会"は新入生勧誘がメインなんだから、俺誘いに来たんですけど〜？？」
「予約入っとるんで、整理券貰って待っててくださ〜い」
「どの位かかりますかね〜？」
「5年」
「なっが！？なんで！？」
「え？メンバー14人全員からの了承得なアカンから。
まず俺でしょ？次にショッピでしょ？次にエミさんで…」
「もしかしてチーム加入の逆順？？」
「うん。最後にグルッペン」
「裏ボス倒さないとダメじゃない俺？？？」
真顔で遠い目をするらっだぁを見て、チーノはケラケラと笑った。
「・・・あれ？A？」
「へっ・・・？」
らっだぁがふとAを見て、不思議そうな顔をする。Aは何故不思議がられているかが分からないので、首を傾げた。
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桜華(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます!!長編ですが、ここまで読んでくださって嬉しいです!!文才はないので他の方から貰ってください･･･((更新、無理せず頑張ります!! (3月3日 12時) (
レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すきです。気付いたら一気読みしていました、！！ところで文才わけてくれまs....調子に乗りましたすいません。更新無理せず頑張ってください。 (3月3日 11時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華 | 作成日時：2023年12月6日 21時
