＃366 ページ16
「あら〜、やっぱり寝ちゃった？」
「うん、寝ちゃった」
帰って来たしんぺいに、ひとらんは其方を見ながら答える。
「戻って来る時に新人組と合流したから、手伝って貰っちゃった」
「と言っても、毛布予備持つのと・・・」
「3日分位の薬持っただけですけどね〜」
しんぺいの後ろからひょっこり顔を出した、ショッピとチーノ。彼らはそれぞれ、自分で言っていた物を持っている。
「あ、トントンが綺麗な石持っとるー。なにそれ？」
「"
Aが託してくれたから、この後これ使って送る」
「へ〜。え、それって全員？それとも選抜？」
「そりゃあ、人数多いと目立つやろうし・・・」
＿＿＿トントンがそこまで言うと、視線が一斉に向かってきたのを感じ取る。
「・・・まず神は薬も処方するからええとして。
うるさいお前らついて行ったら休まらへんやろAが」
「なんでこっち見るん！？」
「うるさくせーへんしー！？」
「既にうるさいねんけど？？」
トントンに白い目で見られたコネシマ・シャオロン・ロボロ。コネシマとシャオロンがギャーギャーと声を上げる中、ロボロはため息を吐く。
「スイッチ入るとお前が一番うるさいねん」
「えぇ〜！？」
「それやねん」
ロボロの抗議の声にも、トントンは平坦な声で白い目を向けてツッコミをいれている。
「トンち〜、俺は行ってええやろ？
ほら、仕掛k整備しておいた防犯カメラの調子ちょっと悪いからさ〜」
「"仕掛けた"って言いかけんな。
あと大先生のカメラは正常に動いてるのは俺ら朝に確認したから嘘やろ」
「バレるの早ない？？」
ジリジリと笑顔や真顔で近づいて来るメンバー。それを見ながら、トントンは自分の背に隠す様に、椅子の上で寝転がって寝ているAの前にいる。
「・・・誰が行く行かない決めてる間にねぇ？」
「「「え」」」
「Aちゃんの熱が上がって、悪化したりしたらアカンやろ？」
「「「あ・・・」」」
「全員で、静かに、行こうか、なあ？」
「「「・・・・・ﾊｲ・・・・・」」」
・・・なんとか無事(?)に、全員で行く事が決まったメンバー。しんぺいはニコニコと笑いつつも、どこか威圧感を放っていたのだった・・・
「トン氏、使い方分かるの？」
「ああ・・・一応？強く念じればなんとかなる」
「なろう系主人公みたい」
「なんか言うたかチーノ」
「な〜んでもな〜い！！」
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桜華(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます!!長編ですが、ここまで読んでくださって嬉しいです!!文才はないので他の方から貰ってください･･･((更新、無理せず頑張ります!! (3月3日 12時) (
レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すきです。気付いたら一気読みしていました、！！ところで文才わけてくれまs....調子に乗りましたすいません。更新無理せず頑張ってください。 (3月3日 11時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華 | 作成日時：2023年12月6日 21時
