第137話 ページ38
「初めまして、A大佐。
私が研究局局長の、くられと申します」
「･･･初めまして･･･」
優雅にお辞儀をしたくられを見て、Aはポカンとしながらも挨拶をした。
「お会い出来て光栄です。
戦闘力の高い女大佐だと噂が流れて来てますから」
「･･･いえ･･･そこまで、強くはないです･･･」
「おや、謙遜しなくてもいいのに」
くられはクスクスと笑い、しんぺいとAに椅子に座る様に促す。
2人は用意された席に座り、その対面にくられが座った。
「さて、早速本題に入りましょうか？
しんぺいさんから、お話は聞いていますか？」
「･･･モンスターについて、ですよね･･･？」
「はい。
我々も実態を研究はしておりますが、
何分分からない事だらけで･･･
是非、大佐さんに知っている事を教えていただきたいのです」
そう話をするくられは、狐面の奥で真剣な眼差しをしていた。
「･･･戦闘研究に、参加していただけなので･･･
後･･･今、名前が公表されているモンスター以外は･･･
不完全体しか、知らないので･･･
完全体になっているかも、分からないです･･･」
「それでも構いません。
覚えている事を、話せる分話していただければ」
くられがそう言えば、Aはチラリとくられの奥にある窓の外を見た。
「(･･･別に、A国に思い入れがあった訳ではないしなぁ･･･)」
くられもしんぺいも、Aが自分から話し出すまで催促をせず、待ち続ける。
「･･･私が、知っている限り･･･。
モンスターの種類は･･･大きく分けて、“5種類”･･･」
「！5種類？
ゾンビ・スケルトン・スライム･･･」
「その他に、2種類います･･･」
少し前のめりになるくられを見たまま、Aは次の事を話した。
1つ。大きく分けたモンスターの種類は全5種類。
まず感染する可能性があるゾンビ、
白骨が弓矢を撃って来るスケルトン、
ジェル状の窒息や毒殺を狙って来るスライム。
そしてまだ確認されていない、2種類。
至近距離まで近づいて来て爆発を起こすと言うモンスター。
そして2m以上もある黒い人型で、瞬間移動をすると言うモンスター。
「･･･どちらのモンスターも、一応弱点はあるみたいです･･･」
「弱点は？」
「爆発する方は、猫と遠距離攻撃･･･」
「ね、猫･･･？」
「人型の方は、水と近距離攻撃です･･･」
「人型の方は燃えてる･･･？」
「いえ･･･遠距離攻撃は、完全に避けられます･･･」
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眼目夢子(プロフ) - らとるだお()さん» コメントありがとうございます！こんな感じの夢主、私も好きなんです(*´ω｀*) (2022年4月12日 7時) (
レス) @page50 id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
らとるだお() - 夢主ちゃん可愛いですなぁ…(*´꒳`*) 眼目夢子様の夢主ちゃん俺の好みでありがたいｯｯｯｯ‼︎(*´∇｀*) (2022年4月11日 22時) (レス) @page44 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - 萌猫さん» 萌猫さん、読んでくださりありがとうございます！今回も沢山の方が出てくるので、お楽しみに！です！！萌猫さんもお身体にお気をつけてお読みくださいっ！！ (2022年3月12日 22時) (レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
萌猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！輪廻巡りからどハマりして漸く作者様の過去の作品も読み終わりました。今回の作品もどのように進んでいくのか凄く楽しみにしています！お身体にお気を付けて更新頑張って下さい、応援しています‼︎ (2022年3月12日 22時) (レス) id: 50be2ea41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2022年3月8日 7時
