第134話 ページ35
「軍に所属する、条件でしたし･･･
戦闘位しか、出来る事がなかったので･･･」
「･･･他におったん？新種のモンスター」
「どうだったか･･･すみません、大分前の事なので･･･」
「いや、ええよ。教えてくれてありがとな」
兄さんはそう言い、Aの片手をきゅっと優しく握った。
「・・・」
「ん？どうしたん？」
ジーッと手を見つめて来るAに気づいて、兄さんは微笑みながら訊ねる。
「･･･前まで･･･
こんなに、人の体温を感じる事･･･あったかなと、思って･･･」
「･･･そうか」
兄さんはAの手を握っている手に、少しだけ力を込めて相槌を打った。
「あれ、灰になったし片付けいらんな」
「せやな。
怪我も多少はしたけど、感染力はなさそうや」
討伐をしたメンバーは、自分で手当をしたり、しんぺいから手当をして貰いながら話をする。
「ロボロ、レノちゃんに連絡入れた？
あれ仮称っちゅーか、命名ピグリンでええやろ。
Aちゃんが言うとった訳やし」
「もう入れたわ。お前ちゃうねん大先生」
「ちゅめたい」
「アイクさん、アザッス」
「い、いえいえ」
「？どうかしました？」
手当をして貰っていたショッピは、アイクの様子が少しおかしい事に気づく。
「い、いえ･･･何でもないですよ？」
「・・・(明らかに動揺しとる･･･)」
アイクは笑顔を保っているが、眉が少し下がっている。
ショッピはそれに気づいていて、何かあったのかと少し不安になっているのだ。
「急に新種出て来たから動揺してるだけですよ」
「！Yさん」
「よっぴ〜さん」
2人の所へ来たよっぴ〜は、予備の包帯等を持って来てくれていた。
「ね？アイクさん」
「う、うんっ」
よっぴ〜が訊ねれば、アイクは安心した様子で返事をした。
「･･･まあ、大丈夫っすよ。俺らが全部倒してまうんで」
「ありがとうございますっ･･･！」
ショッピが言えば、アイクは申し訳なさそうに笑ってお礼を言った。
「(･･･何を隠しとるんや･･･？)」
「(Yさんのおかげで助かった･･･
急にピグリンが出て来たら、
もう“今世の結末”が少し分かっちゃう様なものだから･･･)」
「(って思ってるんだろうなぁ、アイクさん･･･。
･･･どう影響して来るかによって、
対策が違うんだよな･･･
色々と作っておくしかないかな･･･)」
それぞれ話をしながら、アイクもよっぴ〜も同じ事を考え、将来の事を考えていた。
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眼目夢子(プロフ) - らとるだお()さん» コメントありがとうございます！こんな感じの夢主、私も好きなんです(*´ω｀*) (2022年4月12日 7時) (
レス) @page50 id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
らとるだお() - 夢主ちゃん可愛いですなぁ…(*´꒳`*) 眼目夢子様の夢主ちゃん俺の好みでありがたいｯｯｯｯ‼︎(*´∇｀*) (2022年4月11日 22時) (レス) @page44 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - 萌猫さん» 萌猫さん、読んでくださりありがとうございます！今回も沢山の方が出てくるので、お楽しみに！です！！萌猫さんもお身体にお気をつけてお読みくださいっ！！ (2022年3月12日 22時) (レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
萌猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！輪廻巡りからどハマりして漸く作者様の過去の作品も読み終わりました。今回の作品もどのように進んでいくのか凄く楽しみにしています！お身体にお気を付けて更新頑張って下さい、応援しています‼︎ (2022年3月12日 22時) (レス) id: 50be2ea41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2022年3月8日 7時
