第116話 ページ17
「珍しいですね？女性の軍人さんがA国にいたなんて」
茶髪の女性が、首を傾げながらAを見てそう言う。
「私も初めは驚いたのですが、
目的達成に貢献してくださりそうなのでお誘いしたんです」
オスマンは外交官モードに入っており、茶髪の女性にそう話した。
「それで、引き抜いた3人･･･
主に2人に精密検査をしたんですが、
我々より良い血清やらワクチンが作れそうなんです」
「「え」」
トントンの話に、精密検査をされたチュテレとAは声を揃える。
「うん、すまん。
ついさっきぺ神が『解析出来た！』言うたねん。
協力よろ」
「適当すぎません･･･？？」
遠い目をしているトントンに、チュテレは戸惑いながらもツッコミを入れた。
「詳しい事は後でぺ神にでも聞いてくれ。
で、もしワクチンが出来たら･･･
先に皆さんも含む友好国に配布しようと思ってます。
勿論うちで試してからなのでご安心を。
配布する事になったら、アイクさんに話通しますね」
「あ、お願いします」
アイクが笑顔で頼むので、トントンも微笑み返してから話の続きに入る。
「治療薬に関しても、現在此方で研究しています。
少しずつ完全な物になっとりますんで、
少しずつモンスター化は減少すると思います」
「良かったわ･･･。
これ以上犠牲者は、増やしたくないもの」
茶髪の女性が安心したように言うと、もう1人の長髪の女性がウンウンと頷いた。
「治療薬と共に、モンスターを無力化する薬も開発中です。
此方は完成し次第、よっぴ〜さんに回そうかと思ってます」
「あ、それは有難いです。
そのまま武器に組み込めたら楽ですから」
よっぴ〜はそう言いながら、少しだけ目を輝かせていた。
「何か行き詰まったら、いつでも声かけてください。
うちのコネシマ暇してるんで」
「トントン？？
俺ちゃんと仕事しとるんやけど？？」
「書類」
「ウグッ」
トントンに冷たい目を向けられて圧をかけられると、顔を顰めていたコネシマは何も言えなくなって口を閉ざした。
「治療薬、モンスター化解析、無力化薬開発･･･
治療関連はこれ位ですかね。
じゃあ次は＿＿＿」
トントンはそこまで言うと、資料から顔を上げて全体を見据える。
「モンスター殲滅作戦実行について、
話を進めましょうか」
その話題が出ると、空気が今までより緊迫した。
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眼目夢子(プロフ) - らとるだお()さん» コメントありがとうございます！こんな感じの夢主、私も好きなんです(*´ω｀*) (2022年4月12日 7時) (
レス) @page50 id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
らとるだお() - 夢主ちゃん可愛いですなぁ…(*´꒳`*) 眼目夢子様の夢主ちゃん俺の好みでありがたいｯｯｯｯ‼︎(*´∇｀*) (2022年4月11日 22時) (レス) @page44 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - 萌猫さん» 萌猫さん、読んでくださりありがとうございます！今回も沢山の方が出てくるので、お楽しみに！です！！萌猫さんもお身体にお気をつけてお読みくださいっ！！ (2022年3月12日 22時) (レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
萌猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！輪廻巡りからどハマりして漸く作者様の過去の作品も読み終わりました。今回の作品もどのように進んでいくのか凄く楽しみにしています！お身体にお気を付けて更新頑張って下さい、応援しています‼︎ (2022年3月12日 22時) (レス) id: 50be2ea41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2022年3月8日 7時
