第112話 ページ13
「･･･ッフー･･･嘘だろぉ･･･？」
とある宿泊施設で、男性は椅子に座ったまま仰け反って息を深く吐く。
「どうしたの？“Yさん”」
「！“アイクさん”」
部屋に入って来た帽子を被った男＿アイクに声をかけられて、“嘴を着けている”男性＿よっぴ〜は机の上の機械を操作する。
「ともさん、クミさんと一緒にいるのは分かったんだけど･･･
コネシマさんと偶然会ったから、
そのまま一緒に基地に先行くってさ」
「そうなの？じゃあ準備しなきゃ･･･」
アイクは笑顔でそう言い、持っていた薬品を片付け始める。
「･･･ねえアイクさん。“この人”見て」
「ん？どのひ･･･と・・・？」
よっぴ〜が機械を操作し終えると、機械から立体映像が出る。
そしてそれを見て、アイクは目を丸くさせて動きが止まる。
「･･･Yさ、ん･･･この人、まさか･･･？」
「うん･･･俺もまさかとは思ったけど･･･」
映し出されたのは、先程クミに腕を引かれていた“A”だった。
虚だが、少しだけ目に光が宿って見えた。
首や手や足に包帯が見えた事から、怪我を負っていた事が伺えた。
「･･･カウントダウン、スタートかな？」
「多分･･･とりあえず、情報を集めるしかないかな〜･･･」
「“タカさん”に聞いてみる？連絡取れるかも」
「ん、そうしよっかな。
プロに任せた方が早いし･･･」
よっぴ〜とアイクはそこまで話すと、互いに「ハァー･･･」とため息を漏らす。
「･･･“今度こそ”、支えられるかな？」
「分かんない。
“前回“は話をするだけで終わっちゃったけど･･･」
「僕ら、また”記憶持ち“の人を探した方がいいのかな･･･」
「でも協力しても”結末“は･･･」
「･･･どうしよう･･･」
アイクはそう言い、暗い表情をして悩み始める。
「･･･まあ、今回はアイクさんだけじゃなくて俺もあるからさ。
この凸凹コンビで頑張ろっか？
大丈夫、”あの人達“なら幸せに出来るよ」
よっぴ〜はそう言って、ポンッとアイクの肩に手を置いた。
「･･･そう、だね。2人で頑張ろっか」
アイクが笑顔でそう返すと、よっぴ〜も微笑んだ。
「よしっ、他のメンバーに声かけるの手伝って。
国王様と攻撃部隊長だけで行かせらんないしっ」
「ふふっ！そうだねっ。
僕”ソーラさん“と”あちゃみさん“に連絡するねっ？」
「じゃあ俺”watoさん“と”バステンさん“に連絡するわ〜」
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眼目夢子(プロフ) - らとるだお()さん» コメントありがとうございます！こんな感じの夢主、私も好きなんです(*´ω｀*) (2022年4月12日 7時) (
レス) @page50 id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
らとるだお() - 夢主ちゃん可愛いですなぁ…(*´꒳`*) 眼目夢子様の夢主ちゃん俺の好みでありがたいｯｯｯｯ‼︎(*´∇｀*) (2022年4月11日 22時) (レス) @page44 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - 萌猫さん» 萌猫さん、読んでくださりありがとうございます！今回も沢山の方が出てくるので、お楽しみに！です！！萌猫さんもお身体にお気をつけてお読みくださいっ！！ (2022年3月12日 22時) (レス) id: cd5f0ffb10 (このIDを非表示/違反報告)
萌猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！輪廻巡りからどハマりして漸く作者様の過去の作品も読み終わりました。今回の作品もどのように進んでいくのか凄く楽しみにしています！お身体にお気を付けて更新頑張って下さい、応援しています‼︎ (2022年3月12日 22時) (レス) id: 50be2ea41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2022年3月8日 7時
