過去 ページ3
Aside
「んっ…？」
ここは…どこ…？
確か…私センラさんの家にいて…
セン「Aちゃん…？起きた！？」
センラ、さん…？
なんで泣いてるの…？
セン「ごめんなっ…もっと、早く帰ってればっ…ｸﾞｽｯ…」
センラさん…
「泣かな、いで…」
セン「Aちゃん…」
そっか…私お兄ちゃんに会って…
過呼吸起こしちゃったんだ…
セン「お医者さんから過呼吸起こした原因…聞いたんやけど…」
「あ…」
先生…話したんだ…
セン「…言いたくなかったらええんやけど…なんでお兄さんに捨てられたのか聞いてもええ…？」
「…うん」
浦島坂田「Aちゃん！！！！！」
「！？あ…みなさん…」
「…丁度いいです…一気に話します」
11年前
「お兄ちゃん！」
そら「A！学校どうだった？」
「えっとね？楽しかった！」
そら「そっか！よかったな！」
私には12歳年上の兄がいた
兄の名前は今空 彼方
とても優しい兄だった
まふ「あ！Aちゃん！お帰り！学校お疲れ様！」
「あ！まふぅ！ただいま！」
幼馴染の相川 真冬
私たちの幼馴染
そら「A、今日も俺らの歌聴く？」
「！聴く！」
2人は歌がとてもうまかった
私は2人が歌う歌も、その歌っている姿も大好きだった
2人は、まふが高校を卒業したら東京に上京する約束をしていた
2人で歌を歌うためだ
私は、大好きな兄と幼馴染が遠くへ行ってしまうのを悲しく思っていたが
それ以上に頑張ってほしいとも思っていた
だが2人が旅立つ2日前、悲劇が起こった
両親が事故に遭ったのだ
居眠り運転をしていたトラックに、運転中に突っ込まれたらしい
不運なことに…
…両親は亡くなってしまったのだ
兄と私はその現実が受け入れられなかった
兄は私の頭を撫でながら大粒の涙を流していた
2日後…
私は起きたら親戚の家にいた
起きてすぐに兄を探した
だが兄は見つからなかった
私は捨てられたのだろうか…？
そんなわけない
兄は私のことを捨てるはずない
そして私は兄がいない悲しさで泣いてしまった
その泣き声に起きた親戚が少し目を潤ませ、
親戚「Aちゃん…彼方くんはね？東京に行ったの…」
「え…」
この時に私の考えは確信に変わってしまった
私は兄に捨てられたのだ
続く
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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ノア - すっごくすきです！あの、ほんっとにできればでいいんですけど誰も選ばないエンド見てみたいです！！！ (2022年4月22日 16時) (
レス) @page27 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - A.Sさん» コメントありがとうございます！うらたくんで合ってたっぽいです！頑張ります！ (2020年2月5日 20時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
A.S(プロフ) - そらるさんって確か、うらたさんのことを｢うらたくん｣って読んでたはずですよ！更新頑張ってください！この作品好きです！ (2020年2月4日 20時) (レス) id: eea7cb4a8f (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - クレアさん» コメントありがとうございます！他の方からもリクエストを頂いたので、喜んで書かせていただきます！ (2019年9月26日 20時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
クレア - そらるさんendも見たいです！ (2019年9月26日 20時) (レス) id: 1ad9d59484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noah x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時：2019年7月15日 8時
