第一話 夏の出会い ページ2
今日は一年達に京都姉妹交流会に参加してもらう為に一年に会いに行っている。
のだが…
「なんだいつにも増して辛気臭いな恵。お通夜かよ」
あ？一年死んだの知らないのか真希。
「禪院先輩に安曇先輩」
「私を苗字で呼ぶんじゃ___」
「真希…真希！！」
真希が言うのに被せるように棘とパンダが喋る。
「まじで死んでるんですよ、昨日！！一年坊が一人！！」
「おかか！！」
「はやくいえや」
「私言ったんだけど」
「これじゃ私が血も涙もねえ鬼みてえだろ！！」
「実際そんな感じだぞ！？」
「実際そんな感じでしょ！？」
「ツナマヨ」
「というか私言ったからね！？一年のこと言ったからね！？」
「あ？んなこと言ってたか？」
「聞けよ！人の！話を！聞けよ！」
ギャーギャーと騒いでいると恵が何だっけ…野薔薇？に私たちのことを紹介していた。
「禪院先輩。呪具の扱いなら学生一だ
「呪言師。狗巻先輩。語彙がおにぎりの具しかない」
「安曇先輩。術式が少し特殊で呪具も使える」
「パンダ先輩」
「あと乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるけど今海外」
憂太意外と尊敬されてんな。
「アンタパンダをパンダで済ませるつもりか」
「いやーすまんな喪中に。許して。だがお前達に京都姉妹校交流会に出て欲しくてな」
「京都姉妹校交流会ぃ？」
「京都にあるもう一校との交流会だ。でも二三年メインのイベントですよね？」
「その三年のボンクラが停学中なんだ。人数が足んねえだからお前ら出ろ」
「交流会って何するの？スマブラ？」
「違うわ。それなら3人でやるでしょ」
「東京校京都校それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ2日間かけて行う。つってもそれは建前で初日が団体戦二日目が個人戦って決まってる」
「個人戦団体戦って…呪術師同士で戦うの！？」
「まあね。その疑問はもっともだけど」
「ああ、殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」
「逆に殺されないようみっちりしごいてやるぞ」
「…ん？そんな暇あんの？人手不足なんでしょ？呪術師は」
「今はな。冬の終わりから春までの人間の陰気が初夏にドカッと呪いになって現れる。繁忙期ってやつだ」
「年中忙しいって時もあるが、ぼちぼち落ち着いてくると思うぜ」
「へぇ〜」
「で？やるだろ？仲間が死んだんだもんな」
「「やる」」
「でもしごきも交流会も意味ないと思ったら即やめるから」
「同じく」
「ハッ」
「いや〜清々しいほどに生意気だね」
「まあこん位生意気な方がやり甲斐あるわな」
「おかか」
__続く
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K - 意外と面白かったです。続き楽しみにしています！(￣ё￣) (2020年5月14日 14時) (
レス) id: bea89e07e1 (このIDを非表示/違反報告)
ガープ女子(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい！！違反です！！ (2020年3月26日 16時) (レス) id: feca30ed8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miyu | 作成日時：2020年3月15日 2時
