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夢幻2 ページ2
涙を拭って布団から出る。
「俺としたことが、この歳で夢を見て泣くとは…たるんどる証拠だな」
にしても、この夢はいったいなんなんだ。
あの少女に覚えはない。
まず顔がぼやけているのだ、わかるはずもなかろう。
だからか、あの夢が気になってしょうがない。
「とりあえず、素振りをして心を落ち着かせよう」
俺は竹刀を持ち、道場へ向かった。
この習慣をつけたのはいつだったか。祖父を倒すため始めたんだと思うが…
俺はこんなに覚えが悪かっただろうか。
素振りを終え、朝食を食べに居間へ行く。
ほう、今日はなめこの味噌汁があるではないか。
かなり喜んでいると、台所から母が鼻唄を歌いながら出てきてテレビをつけた。
[今日の運勢！第1位は牡牛座のあなた♪懐かしい人と再開しそう。ラッキーカラーは紺色です！]
懐かしい人･･･
ふん、占いなどくだらん。
そう思いながら俺は朝食を食べた。
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涼(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！亀更新ですが、今後ともよろしくお願いします！ (2015年8月19日 17時) (
レス) id: 33190062fb (このIDを非表示/違反報告)
葵 - めっちゃ気になる！頑張って下さい！ (2015年8月8日 18時) (レス) id: 25683e6c36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼 | 作成日時：2015年7月5日 19時
