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24.一抹の寂しさ ページ24
ジェジェの特技が、ボトルシップ作りになりかけているのは、大方、御国さんのせいであろう。
無賃労働とは、よく言ったものである。
ジェジェ、この店は、ブラックだよ。
言語の壁を感じなくなるということは、議論ができるようになるということである。
英語を自在に操って、コミュニケーションも取れるし、ディスカッションもできる。
良いこと尽くめのようだが、このイギリスに慣れてきたということは、留学の期間が、残り少ないということになる。
私の故郷は、日本であって、此処ではないのだが、一年という短い滞在期間でも、思い入れは生まれるし、郷愁だって感じるようになる。
そのような意味でも、此処は私にとって、第二の故郷となりつつあるのではないか。
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作者名：灯夢 | 作成日時：2018年4月13日 14時
