〜�掘ィ粥� ページ11
鈍く重たい痛みが走る。
脳天をハンマーで殴られたようだった。
『アンタのせい』
その言葉が、頭の中で何度も反芻される。
そうだ。
ダサいと言われた前回の曲は、私が手伝ったもの。
深瀬さんがロリコンなどと罵られたのも、私といたから。
……全部、全部、私が悪かったんだ。
何が、『自信持てるようになった』だよ。
何が、『任せてください』だ。『できることがあった』だ。
何が、何がカラオケだよ。
悔しくて、憤って、苦しくて、虚しくて、悲しくて、辛い。
さっきまでの喜びが、とてもアホ臭く見えた。
『頼りにしてるよ。』
深瀬さんの優しい一言が、残酷に胸をえぐるようだった。
涙をこらえ、唇を噛みしめる。
爪が食い込むくらい拳を握りしめても、恐怖と震えは収まらなかった。
唯華たちはそんな私の反応に満足したようで、颯爽とその場を立ち去っていった。
呆然としたまま、午後を過ごし、気づけばもう放課後だった。
「帰りたくない」
それが、本音だった。
一人で家にいれば、弱い私はきっと、絶望に押しつぶされてしまう。
でもハウスに行くことだけは絶対できない。
つまり、私の居るべき場所などどこにもないのだ。
なのに、私は事実としてここに存在している。それがとても面倒だ。
まだ一人の方がマシだろうと思い、家の鍵を開けた。
気を紛らわすため、ベッドに潜り込んでスマホを開く。そして食い入るようにゲームに没頭した。
ゲームは大して好きでもないが、こうでもしていないとおかしくなりそうだった。
「まだ寝てないの？」
突如、そんな声が響く。
驚いて心臓が止まりそうだった。
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ゆらら(プロフ) - 月詞さん» ありがとうございます！！とても励みになります！(≧▽≦) (2019年4月19日 17時) (
レス) id: 476168040b (このIDを非表示/違反報告)
月詞 - 面白いですね！！応援してます！！頑張ってください！！ (2019年4月16日 19時) (レス) id: a78b7adcf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。修正しました。また何かあればお願いします。きちんと項目を見ておらず、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。 (2019年4月14日 11時) (レス) id: 476168040b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反なので。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年4月14日 10時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月14日 8時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらら | 作成日時：2019年4月14日 7時
