SLH【短編集】

RYO 待ってる ページ6

R『なー？どした？』

A｢えー？なにが？何もないよ？｣

どうも、亮です

何故かAの様子がおかしいのです

R『絶対になんかあった！』

A｢ないってー！…あ、洗濯物こまなくちゃ！｣

R『…あっ！』

逃げられた…なんで言ってくれないんやろ

頼りにされてないんかな…

不安になってしまう

A｢ふー、終わった…って、わぁ！？｣

R『…』

A｢どしたー？背中にくっつかれたら洗濯物なんもできないよー？｣

R『いいよ』

A｢よくないよー、ほら離して｣

R『いやや』

A｢どしたの？｣

R『…それはこっちのセリフ、なんでなんも言ってくれんの』

A｢え？｣

R『空元気なのはもうバレバレやで？何でそんなに頑なに言おうとしないん？…俺じゃ頼りない？俺じゃ言いたくない？』

A｢ちがっ、｣

R『なら、なんでいってくれん｢恥ずかしいから！｣へ？』

A｢こんな、理由…絶対に笑われるから｣

R『…言ってみ？笑わないから』

A｢……が、……くなる、から｣

R『え？なんて？』

A｢だから！…わとぱが、なくなるから…少しなくなるだけでも、ちょっと寂しいから｣

R『…でも、会えるやん』

A｢私だけ、会うなんて贅沢すぎる…crewの皆さんにも悪いし｣

R『…』

A｢でも、会えないのも寂しい…｣

R『…』

A｢だ、から…私は、SLHのみんながまたみんなで笑って、わとぱでワチャワチャするのを…見たい、だから！陰で、みんなの栄養とか、体調管理をするんだ｣

R『うん』

A｢…はは、何言ってるかわからんくなってきた｣

R『…うん』

A｢…crewの皆さんは待ってるからね、また笑い合える日を｣

R『うんっ、またみんなで遊んで騒いでワチャワチャしような』

A｢うんっ｣

R『かならず、パワーアップするから』

A｢うん、待ってる…待ってる！｣

R『ありがと…』

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