SLH【短編集】

YUMA 浮気Part4 ページ29

あぁ、ダメだ…ゆまさんのことを思い出したら涙が出てくる…

R｢…ん？A？どした？｣

A｢…｣

R｢ちょっ、泣きそうやん！シラハン！A泣きそう！｣

S｢あれ？またー？｣

A｢泣いて、ないですっ…｣

S｢そう言いながら泣きそうやん…｣

A｢そんなことっ、｣

ない…と言おうとしたら涙がポロポロと出てきた

R｢あーあー…どしたん？｣

そう言いながら頭を撫でてくれるりょーさん

S｢大丈夫やけ、落ち着こ？｣

背中をさすってくれるシラハンさん

A｢ごめ、なさっ…｣

R｢えーよ…思いっきり泣き？｣

A｢っ、うっ…うぐっ、ひっく…｣

2人は私の頭を撫でたり背中をさすったり…落ち着くまで優しくしてくれた



―数分後ー

R side

R｢寝ちゃったね｣

S｢そりゃずっと泣いてたらね…それよか、なんでりょーちゃんはそんなに落ち着いてんの？｣

R｢あー…それは…｣

何故俺がこんなにも落ち着いて現状を把握出来ているのか説明に困っていると…

Y｢俺が説明したからよ…｣

S｢ゆーちん…!?｣

R｢ゆうま…｣

別の部屋に隠れていたゆうまが出てきた

ゆうまはAとシラハンが帰ってくる数分前に来ていた。そしてAと喧嘩をしたと凹んでいたのだ

S｢何があった？ちゃんと一から説明して｣

Y｢えっと…｣

ゆうまは渋々話した。シラハンは眉間に皺を寄せつつ話を聞いていた

俺はAの隣に座ってふたりの様子を見ていた

たまには静かに傍観者…してないといけない時もあるからね、？

YUMA 浮気Part5→←YUMA 浮気Part3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す