今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:22,454 hit
小|中|大
9話 ページ11
貴方side
外に出たはいいものの…
暇。
早くこの任務終わらないかな?
自分で終わらせられない任務なんて初めて。
私は何か目的がある訳でもなくただただ道を歩いた。
すると、誰かに声を掛けられた。
「ちょっとそこのお姉さん。よければ私と心中を__ってA?」
どうやら相手は私の事を知っているらしい。
私も見た事あるような気がするけど思い出せない。
思い出そうとすると頭がズキッと痛くなる。
『誰?』
私がそう云うと相手は初めこそ驚いたものの教えてくれた。
「誰って…覚えてないのかい?私は太宰治。元は君の_って!大丈夫かい!A!?」
“太宰治”
何故かその名前を聞いた途端,意識が遠のいた。
最後に聞こえた貴方の声に胸が高鳴ったのは気の所為にさせて欲しい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ