✻ ページ21
.
レナ ｢だから！！あんたがこっそり可愛くなったってアピールしなきゃ意味ないでしょ！｣
A ｢ですよねぇ、、笑｣
元々話しかけるようなタイプじゃないから、彼ともそんな接点はない。
ゆうや ｢お、レナとAどうしたの。｣
レナ ｢ゆうや、丁度いいじゃん！ 今度同期飲みしようよ。浩一とか誘って、｣
ゆうや ｢別にいいけど、どした？俺らそんな感じじゃねえじゃん、笑｣
私たちのサークルは他の学年とすごく仲がいいのだが、3年だけで集まると言うのがほぼ無い珍しい学年なのだ。
レナ ｢だからぁ！！ 、、、Aと浩一、、｣
ゆうや ｢、、あっ、OK、 お前らはまったくもう！！｣
にやにやとこちらを見る二人。私の頭にはハテナが浮かぶばかりだった。
久々に集まる同期はなんだかお互いぎこちなさそうで
その中でもみんなの中心にいたのはやっぱり彼。
今日も彼が好きだという金木犀の香水を纏ったし、彼に話しかけることが出来れば、、
『A久しぶり、なんか可愛くなってね？』
誰だっけこの人、、あっ、飲み会以外で見たことないよくある幽霊部員てやつだ、、
A ｢あっ、、ありがと｣
レナもゆうやも違う卓に行ってしまって逃げることが出来ない
『てかさ、なんか香水つけてる？』
A ｢あ、うん。 金木s...｣
『それか！なんか変な臭いするわ！』
そんな大声のせいでわらわらと人が集まってくる
『Aが付けてる香水なんか臭くね？』
なんて言ってみんなに嗅がせようとしてくる。
あしらう、なんてことは私には出来なくて
せっかく彼のために素敵な人になったんじゃないの、、、なんで下しか向けないの自分、、
｢何！？俺が赤ちゃんみたいな匂いだって！？｣
ゆっくり顔を上げると、大好きな彼がにこにこと、その輪に入ってきた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめぴりか(プロフ) - ミサキさん» リクエストありがとうございます！最高ですね🥲 ぜひ書かせていただきます！ (3月19日 0時) (
レス) id: 7b0799753d (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - とても最高です！リクをお願いします、しゅんさんで、主人公が賞レースに負けて辞めようとするといつも穏やかな彼が真面目に止めてしかも泣いちゃった話お願いしたいです！ (3月18日 23時) (レス) id: d1ea381bc2 (このIDを非表示/違反報告)
Lucy quin(プロフ) - ゆめぴりかさん» ありがとうございます！全然いくらでも待つのでゆっくりで大丈夫です！！！！ (3月6日 8時) (レス) id: f21a439e1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめぴりか(プロフ) - Lucy quinさん» コメントありがとうございます🥲 是非書かせていただきたいです。申し訳ございませんが投稿頻度が低い為少々お待ちください🙇♀️ (3月6日 2時) (レス) id: 7b0799753d (このIDを非表示/違反報告)
Lucy quin(プロフ) - いつもキュンキュンさせてもらってます！ ケムさんの話の続編お願いできたりします？最高すぎて一生読んでたいです (3月6日 1時) (レス) @page23 id: f21a439e1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめぴりか | 作成日時：2024年2月17日 21時
