taboo 04 ページ6
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黒尾side
帰り道
孤「……ねえ、A」
貴「ん?」
孤「ソレ、いつも食べてるよね……」
研磨が言っているのは、Aが食べている
真っ黒な板チョコのこと。
貴「欲しいの?」
そう言って、研磨に食べかけのチョコを差し出した
孤「ん……ちょっともらう」
パリッ
黒「!?」//
おい、ソレ、間接キスだよな!?
このやろ、研磨……
孤「苦い……!」
貴「何言ってんの、これが美味いんじゃん!」
孤「Aの舌おかしい……ッ!」
貴「ぶっひゃひゃひゃ!」
……俺ももらったことあるけど、
あれは本気で苦い。
どこに売ってるのかは知らないが、
家の冷蔵庫に大量に買いだめしている。
貴「甘党男子可愛いねぇwww」
孤「うるさい……」
黒「でも、A甘いものも食べるよな」
貴「そだよ?」
そんなどうでもいい会話をしているうちに、研磨の家に着いた。
貴「じゃーね、研磨!」
黒「明日は寝坊すんなよ」
孤「わかってる……」
そこからは、俺ら2人の帰り道。
家に帰り着いたとき、違和感を感じた。
黒「おい、お前、制服濡れてないか?」
部活中はジャージだったし、帰り道は暗かったから気づかなかったが、濡れている気がした。
貴「!?別に……水道の水がかかっただけ」
黒「……そうか」
でも、水道の水くらいであんなに濡れるのか?
ちょっと、引っかかった。
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夢月詞(プロフ) - 三日月さん» アホだけど!笑笑 (2015年5月5日 15時) (レス) id: dd23b6a49d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 良いねぇ〜夢主可愛い (2015年5月5日 15時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢月詞 | 作成日時:2015年5月2日 12時