【黒尾鉄朗】策略家兄×天邪鬼妹

taboo 18 ページ21

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Aside






貴「……ここどこだよ」




はい、皆さんの予想の通りですよ。


迷いました☆




いや、ふざけてる場合じゃねーわ




まじでやばいな



貴「携帯……置いてきた」





研磨も見つからないし……



泣きそうwww





とりあえず来た道戻っ……あれ？私どっちから来たっけ？ww




貴「とりあえず体育館戻らないと」




誰か人に聞くか







ちょうどそのとき、結構前を歩いている男子2人を見つけた。




ジャージ着てる……ってことは、体育館の場所知ってるかも！



その人たちをダッシュで追いかけた。


白色とミント色の、爽やかなデザインのジャージ。
ウチとは真逆だなww




貴「あのー！すみませーん！」




そう叫ぶと、2人は驚いて振り返った。




貴「あの、道に迷ってしまって……

市立体育館ってどこか分かりますか？」




……！



2人とも超いけめんじゃないか……！



1人は大きな目と茶色のふわふわした髪。文句無しのイケメン。モテそう。

もう1人はツンツン頭で、ちょっと不機嫌そうな顔だけど漢前イケメン。かっこいい。


身長高いな。
お兄ちゃんのほうが高いけど。




？1「うん、わかるよー。あ、バレー部？」



貴「あ、男子バレー部のマネージャーです」



？1「そうなんだ！見ないジャージだね。

遠征とか？」



貴「はい！そうです。」



？1「君みたいな可愛いマネージャーがいて羨ましいなー！名前教えて！」



？2「何言ってんだクソ川！体育館の道教えるんだろ！」ﾄﾞｺﾞｫｯ



？1「痛いよ岩ちゃん！」




クソ川さんと岩ちゃんさんか……



貴「あ、私は黒尾Aって言います！」



岩「悪いな、うちのクソ川が。

俺は岩泉一。こっちは及川徹だ

まだ部活まで時間あるから連れて行く。」




及「よろしくねー☆」




貴「ありがとうございます！」






その後、2人が あおば……なんだっけ？っていう高校のバレー部の3年生だと知った。




体育館の前まで連れて行ってもらい、お礼を言いまくって別れた。


……ちゃっかり連絡先も教えてもらった。




また会えたらいいなぁ……。





．




及「ねぇ岩ちゃん、あの子、どこかで会ったことあるっけ？」



岩「俺も思った……誰かに似てる？」



及「誰だっけ

……あ。」



岩「あ？」



及「あの人じゃない？烏野の……」






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