taboo 10 ページ12
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Aside
今日は土曜日。夜。
研磨が遊びに来ています。
孤「ホラー映画借りてきた」
貴「オイ!」
黒「唐突だな」
孤「一緒に観よ」
なっ
貴「え……今から?」
孤「うん」
黒「俺は別にいいけど」ニヤ
私はホラーが苦手なんだよ!
おいお兄ちゃん!にやけんな!
私がホラー嫌いなの知ってて言ってるでしょ!
てか研磨!準備するなぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ー2時間後ー
貴「ぅえ……っ……ぐすん」←マジ泣き
孤「……ごめん」
黒「……ごめん」
怖かった
めっちゃ怖かった!
研磨が平然と見れるのが凄いと思う尊敬するよ。
やば
今日寝れないかも……
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黒尾side
研磨が家に帰り、俺たちも寝ることにした。
結構遅いし……
自分の部屋に戻り、電気を消して布団を被る。
Aには悪いことしたなぁww
まさかあそこまで怖がるとは。
そんなことを考えていると、不意にドアが開いた。
貴「お兄ちゃん……」
黒「A?どうしたんだよ」
貴「怖くて眠れない……」
うわ、まじでごめん
また泣きそうだし……
うーん
ちょっとふざけてみようかなww
黒「一緒に寝るか?w」ニヤ
そう言って、自分の隣をひとり分空けた。
まあ、キレて殴りかかってくるんだろうけどw
貴「……うん」
え゛
黒「……マジ?」
貴「だって……怖いんだもん!」
黒「……そうか」
貴「し、失礼します」
Aがもぞもぞと俺の隣に入ってくる。
あ、今 足が当たった。
冷てぇ……
女子って冷え性多いのか?
貴「ごめん……」
黒「いや、」
大丈夫じゃないけど。
妹とはいえ、好きな子が隣に寝てるのは、な。
Aも少し抵抗があるのか、背中を向けている。
最初のうちはごそごそ動いていたが、
そのうちにすぐ寝息が聞こえてきた。
黒「A」
返事はない。
Aを起こさないように体の向きを変える。
黒「ごめん……」
そして、
その額にキスを落とした。
こんな兄ちゃんで、ごめん
あり得ないよな、義妹にこんなことするなんて。
好きだよ、A。
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夢月詞(プロフ) - 三日月さん» アホだけど!笑笑 (2015年5月5日 15時) (レス) id: dd23b6a49d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 良いねぇ〜夢主可愛い (2015年5月5日 15時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢月詞 | 作成日時:2015年5月2日 12時