Vanitas-1 NOside ページ2
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游ぐ鯨号［ラ・パレーヌ］
沢山の人が乗船している中、アイリスが髪を靡かせながら
バルコニーにて景色を眺めていた
『もうそろそろでパリか〜.....』
花の都、そう呼ばれる都市に行くのは今回が初のようで、自然と口角があがる
『町並みはもちろんきれいなんだろうな〜』
と心の中で花を咲かせていると
〈ご搭乗の皆さまへお知らせいたします、ラ・パレーヌはまもなくパリ市内に到着いたします
最後までどうぞ、空の旅をお楽しみください〉
と、無機質な音声が聞こえてきた
『もうそろそろでパリにつくのかー…！！』
柵に手をつき、身を乗り出したら
？？「そこにいると危ないぞ」
『え？……わっ！？』
後ろから声をかけられ驚いた拍子に手を滑らせ宙に落ちる＿＿＿＿そう思い目をつぶると
ﾌﾜｯ
落ちる感覚とは全く別の自身を包み込むような感覚がした
？？「大丈夫か？」
『へ.....？？』
そこにはアイリスを姫抱きにして立っていた黒い外套を纏い青い瞳をした青年が
『あ、ありがとうございます！！』
？？「別にいい、それよりももうそろそろ船内に戻った方がいい」
『本当だ、早く戻って支度しないと.....あの！一緒にいきませ.....あれ？』
蒼い瞳の彼は気が付いたころにはアイリスの前から消えていた
『なんだったんだろ.....？』
＊＊
？？Side
「..........」
バルコニーにいたあの女.....どこかで見覚えが.....
「お前どこ行ってたんだよ！俺一人置き去りにしやがって」
「うるさいハゲ」
「ハゲじゃねえ！」
女を助けた後、俺はなんでも屋の元へ戻りガラス越しに標的がどこにいるのかを探っていた
「にしても.....おい！マジで行くのかよっ」
「当然」
「標的がこの中にいるのは、わかっているんだからな」
そう言い、笑みを浮かべる
さて、今夜も患者を"治し"に行くか
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三月の専属ストーカーなつめみく - ジャンヴァニ無理なんで助かります…供給過多で死にそうです。 (10月22日 10時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
(●'◡'●) - 良いところで〜〜(●＞ω＜●)ㇰゥー．．．更新お願いします。 (2023年1月21日 13時) (レス) @page7 id: 3a818a2bd4 (このIDを非表示/違反報告)
'ᵕ' - 面白いです！投稿頑張ってください！ (2022年9月27日 17時) (レス) @page7 id: 7b760f3cc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2022年6月25日 2時
