M (ページ12) - 小説/夢小説

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『No.?』ページ12

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ… ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ …ﾌﾟ((ｶﾞﾁｬ

『No.？』

「No.00、俺だ。店の予約をしたい」

『When？』

「4日後の夜だ。」

『OK』

ｶﾞﾁｬ))

『ふぅ…えーっと4日後にNo.00っと』

ここ始めて数年が経ったが、客が客なため順調に予約が入る。1日1組限定だが、週6で入るためそこまで困っていない。利用料金50000ベリーだが、客は金持ちしかいないから問題なし。

「今日は予約なしだから、さっさと注文終わらせるかな。」

1日1組限定のため、それ以外の時間が暇で仕方ない。この島での生活に慣れてきたため暇つぶしに趣味を探した。

「願いが叶うお守り」というキャッチコピーでミサンガを作っている。が、実際「これがあるから叶う」
という強い思いによって願いが叶う訳で、強く思わないと叶うものも叶わない。

そう言えば。ラミは一般的には海賊として、裏の世界では闇のブローカーとして名を上げた。天夜叉やジョーカーなんて呼ばれているが私にとってラミはラミだ。

そして何年も前の話だが名を上げてから一度だけ、ラミとして私のもとへ来たことがある。「弟と再会し、家族が出来たんだ」とファミリーを私に紹介してくれた。

コラソンはラミとは正反対で素直なドジっ子だった。可愛い子だったな。

それからはラミとしてでは無く、ジョーカーとしてここに来る。ジョーカーによると、「この島は名がないため海軍に見つからない。まさに闇の取引するにはうってつけの場所だ」と言っていた。