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死神 ページ5

俺が始めに切ったのは指だ。
だって、腹とか足とかだと痛みが少ないだろ?
ちゃんと痛がってもらわないと…ね?
男の指を切り落としているとき、四乃が俺を止めにくる。
「兄さん、そろそろ止めよう?こんなことしても、どうにもならないだろ?
 竜兄さんが見つかった。それだけで十分だろ?」
「は?」
四乃は何を言っているんだ?
竜が見つかったのはすごく嬉しいよ。
でもさ、竜を攫ったこいつに二度と攫おうなんて思わないようにしないといけないんだよ?
「止める?そんなの無理に決まってる。竜を攫った罪深きこいつは許せない。
 だから、一生俺たちの名を聞いただけで震え上がるようにしないと駄目だろ?」
笑顔の俺とは違い、四乃は顔を青ざめている
「四乃の言うとおりだよ!冥松もうやめて?」
結愛兄さんまでなんでそんなことを言うんだ?
「お前分かってるの?この男を傷つける度に、お前はおまえ自身を傷つけているんだぞ?」
兄さんまで…なんで?俺はただみんなを護りたいだけだよ?
兄さんたちが生きてく中でもさ、こいつは邪魔な存在だろ?
ゴミは捨てないと…でしょ?兄さん
「はぁ、はぁ……」
男は泣きながら、必死に逃げようとする。
でも、そんなこと許さない。
竜を攫ったこと、後悔させてあげるよ。
「二度と俺たちの前に現れないようにしないと。竜を攫ったことを嫌ってほど
 後悔させてあげるよ」
なんでだろうな。
全然疲れないんだ。
それに、さっきよりも体が軽い。
ふわふわする…すごく、心地いいな。

ーガシャンッガッ!!ー

俺が悪魔の羽を出して飛んだら、周りにあった機械が壊れていく。
両手を広げて俺は言うんだ。
悪魔のような…死神のような言葉を、

「黄泉の国へようこそ」

そこからはよく覚えていない。
でも、俺が言った言葉でみんなが震え上がったのは覚えている。
男の死体は、あの現場で見つかった。
後から知ったことだが、あの男は子供を誘拐し殴り殺すを繰り返していた指名手配者だった。
別に、竜たちを護れた俺には関係のない話だけどな






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半雑くてすみません<(_ _)>

代償→←覚醒



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まり - あ、待って、パスワード忘れて書けない(((← (2018年8月20日 13時) (レス) id: 1d2c08712a (このIDを非表示/違反報告)
まり - 生やさないで生やさないでwww (2018年7月23日 1時) (レス) id: b89f01b5f8 (このIDを非表示/違反報告)
いしす - 草生えた (2018年7月7日 22時) (レス) id: 076a77cec6 (このIDを非表示/違反報告)
まり - 頑張って〜www (2018年6月3日 23時) (レス) id: 9e183c04d4 (このIDを非表示/違反報告)
来葉(プロフ) - そっ、そういえば小説進めて無かったな〜(無理矢理話を変えようとする) (2018年6月3日 23時) (レス) id: b8d89c6114 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まり | 作成日時:2018年6月2日 10時

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