すとぷりの可愛い担当の白兎さん【すとぷり】

記憶喪失と人格 ページ28

しゅん(そらる)視点

検査結果は、予想どうりの記憶喪失
しかし、俺にはもうひとつ気になることがあった。

しゅん「一人称が変わってる？」

なぜ？
記憶がなくなったとは言え、Aであることにかわりはないはず……

な「もしかして、人格から変わった………とか？」
しゅう「しかし、そんなことがありえるのか？」
る「でも、ゆしあくんのこの症状をみるかぎり、その答えがほぼ正解では？」

るぅとさんにそういわれ考え込む。
今までAが自分を「俺」と呼んだことがあったのか、よく思い出す。



しゅん「Aは、一度だけ人が変わったかのようになった事がある……」
る「え？………」

その事が原因でAは、母親と父親から嫌われていた、避けられていた。



初めに違和感を感じたあの日あれは、Aが小学3年の頃だったかな………

『お兄ちゃん！お姉ちゃん！』

俺と華＜ﾊﾅ＞(Aの姉)は、どうした？と言って振り向く。

『僕ね、お友だち出来たの！』

華「どんな子？」

『えっとね？僕の中にいてね？僕じゃなくて俺っていってる子！』

はじめは、理解ができなかった。
が…………
後にこの発言が俺らの人生に多大なる災いを呼び起こす事となるなんて、当時の俺は考えもしなかった。



ーーーーーー

木下華＜ｷﾉｼﾀﾊﾅ＞

年齢:21
身長:173cm
とりあえず爆乳

弟が大好き
あまりにも、愛が重くたまにだがAに女装をさせることも……

明るめの茶髪に綺麗な黒目

髪型は、ロング。サラサラストレートヘアー

退院→←目覚め

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