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『狐ですか…』
「うん。相葉ちゃんが気をつけてねって」
『俺のこと気にするより、あの人は自分のこと考えてなさいって感じですけどねえ』
はー。ってため息をついて呆れ気味ににのはそう言った。
…よかった普通のにのに戻ってくれた…
あの後真顔で早口で喋るにのはなかなか止まってくれなくて
このままじゃぼく部屋の中に入れないと思ったから、大人しくにのに鞄を差し出したら、すんごい笑顔で鞄を受け取って
軽くスキップをしながら部屋の中に入ってくれた。
とっても怖かったから、次からはにののやりたいようにさせてあげようってぼくは思った。
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それから、相葉ちゃんから聞いたことを一通りにのに話して今に至る。
『智も十分気をつけなさいよ？
狐ってのはタチが悪いですからね。
可愛い顔してとんでもないことするんですから。』
にのがそれ言っていいのかな…
そりゃ、ぼくはにのがタチが悪くて可愛い顔してとんでもないことするとは思ってないよ？
ぼくのこととっても大事にしてくれて守ってくれるって知ってるから。
……真顔で早口で喋ると怖いけど。
でも、もしにののこと知らないで妖が見える人がいたら、にののことを疑うかもしれないよ…？
だって可愛い顔だもん。
そんで、にのが痛い目に遭わされちゃったりしたらさ…それは嫌だ…。
ぼくがじっと考え込んでいたら
顔に出てしまっていたのか、にのがぼくの考えてること読み取ったみたいに優しく笑って
ぼくのほっぺたを自分の両手で包んだ。
『ふふ。智、そんな顔しないで？』
「…どんな顔…」
『眉毛が下がって、困った顔してます。
どんな顔でもかーわいいですけどね？』
「ばーか」
『んふふ。ね、俺は大丈夫。
あなたがね笑って傍に居てくれたら、いくらでも強くなれるから、心配しないで？』
そんなこと言われたらぼくはにののことを信じて「うん」としか言えないの。
だって、にのの瞳がすごく優しいから…。
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和智(プロフ) - りょうさん» リクエストありがとうございます！細かく丁寧に説明してくださり感謝です(>_<)りょうさんの思い描くようなお話を書けるように頑張ります。いつも読んでいただきありがとうございます！ (2016年5月8日 15時) (
レス) id: e1597f724a (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - （続きです）正気に戻そうと、抵抗せず傷つくOさん、、、その呼びかけに我に帰るNさん、、というような内容でお願いします！Oさんのこと泣かせちゃってください！（笑）（笑）長くなってすみません！よろしくお願いします。 (2016年5月7日 23時) (レス) id: 8a64d32331 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - こんばんは！いつもお話読ませていただいてます！リクエスト、お願いします(^ ^)大宮メインで、幻影のようなものを見せられる妖怪に襲われた大宮コンビ、その幻影に嵌められてOさんのことを敵だと思い込み攻撃してしまうNさんだけど、必死に (2016年5月7日 23時) (レス) id: 8a64d32331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和智
| 作成日時：2016年5月1日 13時
