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O.side
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にのの言葉に自分自身が情けなく思えた。
いつも守られてばかりいるんだ、と思った。
女郎蜘蛛さんの話を聞いて、確かに怖いと思ったんだよ
これから、妖怪に出会うたび触れ合うたびに
ぼくのことを捕食対象として見ているのかもしれないと考えることになるんだろう
それはとても怖い。
だけどね？
ぼくは、1人じゃないって知ってる。
にのっていう、心強い味方がいるんだよ
だから怖くてもその所為でどうかなっちゃうとかそんなのないんだよ？
…なのに
にのにとってぼくは何時までも弱くて守らなくちゃいけない対象なの
それが、悔しい
それが、悲しい
にのに分かってほしいの
ぼくは昔の小さなぼくとは違うって
守ってくれるのは嬉しい
大切にしてくれるのも嬉しい
でもね
そこまで大切に大切にしてくれなくても平気だよ
不安になってしまうことを聞くより
にのから何も言ってもらえないことの方が、ぼくにとっては何倍も怖いことなんだってにのに伝えた。
ぼくの言葉に、にのはとても驚いた顔をして
それから一瞬悲しそうな顔をした。
それは本当に一瞬のことで、心配した時には元の優しい顔に戻っていた。
『…ごめんなさい、智
あなたの為を思ったのにそれが裏目に出てしまうなんて思ってもいなかった。
もう、幼く弱かったあなたはいないんでしたね。』
ぼくの頭をくしゃくしゃってしながらそう言うにのの目は優しくて
だけど、少しだけ
寂しそうに見えた気がした。
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和智(プロフ) - りょうさん» リクエストありがとうございます！細かく丁寧に説明してくださり感謝です(>_<)りょうさんの思い描くようなお話を書けるように頑張ります。いつも読んでいただきありがとうございます！ (2016年5月8日 15時) (
レス) id: e1597f724a (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - （続きです）正気に戻そうと、抵抗せず傷つくOさん、、、その呼びかけに我に帰るNさん、、というような内容でお願いします！Oさんのこと泣かせちゃってください！（笑）（笑）長くなってすみません！よろしくお願いします。 (2016年5月7日 23時) (レス) id: 8a64d32331 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - こんばんは！いつもお話読ませていただいてます！リクエスト、お願いします(^ ^)大宮メインで、幻影のようなものを見せられる妖怪に襲われた大宮コンビ、その幻影に嵌められてOさんのことを敵だと思い込み攻撃してしまうNさんだけど、必死に (2016年5月7日 23時) (レス) id: 8a64d32331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和智
| 作成日時：2016年5月1日 13時
