123.負けた ページ3
黒田side
俺たちの高校最後の大会は
烏野に負けるという予想外の展開で幕を閉じた
及「まさか、烏野に負けるとは思わなかったよー、、、」
黒「まぁでも、白鳥沢には勝てないだろうな」
打ち上げをするという監督やバレー部のみんなを説得して
俺と及川は病院へ向かっている
及「あーあ！Aちゃんに優勝したって言いたかったんだけどなぁー！」
黒「負けたもんは仕方ねぇだろ」
みんな精一杯力を出していた
つまり烏野は俺たち以上に沢山努力をしたんだ
俺は結局最後までレギュラーにはならなかったけど
あんないい試合を間近で見れたんだ
悔いはない
大学に入ったらまたバレーをして
次こそはレギュラーを取るつもりだ
黒「面会時間ギリギリになったな、、、」
病院に着いた頃には
後20分で面会時間が終わる頃だった
面会用の通用口から入って
Aの病室へ向かう
及「あれ？
Aちゃんの病室ってここだよね？？」
何度も訪れている病室
今更間違えるわけもない
入る前の病室の番号が書いてある下
普通は入っている人の名前が書いてあるところが真っ白だった
及「失礼しまーす」
及川が入っていくから
俺も後ろからついて行くけど
勿論中はもぬけの殻で
ベッドも綺麗に片付いている
黒「、、、、看護師さんに聞いてくる」
まさか、、、
そんな最悪な事を考えながらナースステーションへ向かった
看「あれ？黒田くん？
今日は大会だったんじゃ、、、」
黒「終わって来ました！
Aは！？！？」
看「Aちゃんは、、、ICUにいるわよ
昨日、刺されて、、、」
黒「！！刺された？
急変じゃなくて？」
刺された？
意味がわからない
看「黒田くんたちが帰った後、女の子が面会に来ててね
その子に刺されたみたいなの
事情を聞こうと思ったんだけど
逃げられちゃって
ミディアムヘアの髪を巻いてる女の子
高校生くらいでお化粧をバッチリしてて
黒田くん、心当たりない？」
そんなの、俺の中では1人しかいない
及川も直ぐにピンと来たみたいで
表情が曇った
黒「及川、、、児玉の家、知ってるか？」
及「知ってる
俺、今から行くけど一緒行く？」
黒「行くに決まってるだろ」
許さないぞ
.
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彼方 - むちゃ良かった〜及川より黒田君が最高やわ黒田君マジおめでとう〜 (2018年9月27日 20時) (
レス) id: 1880cf40ff (このIDを非表示/違反報告)
遊葉(プロフ) - めっちゃよかったです！ありがとうございました！ (2017年9月5日 13時) (レス) id: 6d52439578 (このIDを非表示/違反報告)
兎丸(プロフ) - 内容が良すぎて泣きました！ (2017年9月4日 1時) (レス) id: 023b9f582b (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ - めっちゃ面白かったです！見てるだけで笑顔になりました！及川さんと幸せになってよかったです！ (2017年8月31日 12時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
紅龍 月華(プロフ) - 完結おめでとうございます！めっちゃ感動しました！ (2017年8月31日 7時) (レス) id: 60fefdbe24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2017年8月19日 23時
