60.忘れたくない！！ ページ20
部活は、合宿から帰った2日後から再開された
『なんか合宿前より
皆んな気合がはいってるねぇ！！』
岩「そりゃぁそうだろ
この前の合宿でそれぞれ課題が見つかったみたいだからな」
『そっか！！
いい傾向だね！！』
花「ハード過ぎて辛ぇ、、、」
松「周りのテンションに合わせてたら
疲れた、、、」
どうやら合宿の成果が出てない人も若干数名いるようだねw
『ほらほら！！
弱音吐いてないで練習する！！』
なんか、母親になった気分
えーっと、、、ドリンクは作ったし
タオルも準備したし、、、
後は、、、
色々作業をしていたら
誰かが背後にたったような気がして振り向いた
黒「お疲れ
何か手伝おうか？」
『えっと、、、、嬉しいけど
今は特にないかな！！
ありがとうね！』
黒「わかった
なんかあったら言えよ！」
『ありがとう』
そう言って走って練習に戻っていく後ろ姿を見てゾッとした
黒田くん
途端に溢れてきた涙
ヤバイ、、、ここで泣くのはヤバイ！！！
慌てて体育館を出て
水場に向かった
そしてその場にしゃがみこむ
『私、、、黒田くんの名前、、、忘れてた』
こんなに早く進行するの？
黒田くんはとっても私に世話を焼いてくれて
唯一私の病気の事を知ってる人なのに、、、
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･':.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
「打ち所が悪かった」
『それはどういう、、、』
「記憶を司る部分に出血が見られます
徐々に記憶が無くなっていくでしょう」
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
合宿中に運ばれた病院で言われた事
そして同じような事を
佐川先生にも言われた
なくなる記憶はランダムで
それが大切な記憶であっても
いつ無くなるかはわからないと言われた
体が震えた
私は、、、、きっと直ぐに忘れてしまう
みんなの事
及川くんの事
そして
私自身の事を
.
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レス) id: 45deaff0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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Ｒ - 日向って夢主のこと１年だと思ってるんですか？タメ口ですけど。でも、影山は先輩ってよんでますよね？ (2017年8月31日 8時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぽー - 及川は、自分の事は、僕ではなく、及川さん、又は俺ですよ、、？ (2017年8月17日 21時) (レス) id: 3d8e797fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2017年8月2日 12時
