眠り姫【澤村大地】

眠い…21 ページ22

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やっと最初に乗るジェットコースターを決めて
わくわくしながら列に並ぶ




さすが日曜日
人多いなぁ、、、





澤「３０分待ちだってさ」





『うわ〜地味に長い』





私は初めてだしわくわくの方が増さってて
３０分くらい我慢できるけど



みんなよく待てるよね〜





並んでる人たちをチラッとみると
家族でってところもあるけど
圧倒的にカップルが多い





リア充組、、、、






『私たちもほかの人たちから見たら
カップルにみえるのかな〜』






澤「見えてるんじゃないか？」





『私はいいけど
大地はいいの？
学校でからかわれるんじゃない？』






２人で来てる時点で今更なんだけど
今更気づいてしまったんだから仕方ない




私は大地大好きだし？
誤解されても恥ずかしくない




でも大地は困りそう




というか大地の恋愛事情とか
何も聞いたことないけど
実際どうなんだろうか




好きな人とかいるのかな？





嫌だけど好きな人がいるなら
私は黙って応援する！




だって大地はこれからずっと
生きていくんだから






澤「何拗ねた顔してるの？

俺は別にかまわないよ

Aが俺と２人でここに来た時点で
俺はデートだと思ってるし」





『！！

なんか、、、大地らしくない』






澤「そぅか？」





『大地って何て言うか、、、、バレー馬鹿！って感じで
デートとか恥じらいもなく言う感じしない』





澤「バレー馬鹿ってなぁ、、、、」






間違ってはいないじゃないか！！

だって昔からバレー！バレー！！バレー！！！じゃん？






澤「俺だってバレー以外の事も
色々考えてるんだからな？」





『あー、、、確かに頭はいいもんね』






澤「なぜかAに負けるけどな」




『今日もお母さんを説得してくれたんでしょ？』





澤「おばさんノリノリだったけど」





『朝からテンション高かったもん』







ん？なんか元の話からそれた気がする





何の話してたんだっけ？






澤「とにかく

今日１日、デートって事で！ＯＫ？」




あーそーだった
確かそんな話だった



『１日限定彼女かwww
なんかドラマとかありそうwww

オーケーwww』





なんか良いな
こう言う馬鹿っぽい会話









大地としゃべってたら
３０分なんてあっという間だった









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