125.中国 ページ7
.
やってきました中国!!!
私は中国に足を踏み入れて
さてとと近場で買った地図を見た
アジア支部には行ったことあるんだけど
前に行った時には汽車を乗り継いでだったから
まずはわかるところまでいかなきゃ
駅までたどり着ければ
そのあとの道はわかるんだけどな、、、
とぼとぼと歩いていると
破壊された建物が目に付く
ここら辺って最近AKUMAに
襲われたとかなのかな、、、?
弾丸の跡とかもちらほらあるから
きっと人間の仕業ではないだろう
私が中国に来た時には
もう復興した後だったのか
壊れた建物を横目に歩いていると
なんだか見たことのある人物を見つける
う〜、、、、ん
あれは、、、、きっとそう、、、、
コムイ室長だよね、、、、
そう
数メートル先には
私が見慣れない私服のコムイ室長
そっか
確か、コムイ室長とリナリーは
中国出身だったよね
んで、私が生前教団に入った時には
まだコムイ室長いなかったし、、、
なるほど
今は教団に入るために勉強中なのか、、、
にしても、私服のコムイ室長なんて
めっちゃレアだね
教団では白の教団服しか記憶にないもん、、、
「君、どこの子だい?」
じっと見ていたら
視線に気づいたのかコムイ室長に
声をかけられてしまった
『ふぇ?!
えぇっと、、、、』
どこの子と言われましても、、、
この町の子ではないからな、、、、
返答に困っていると
しゃがみこんで目線を合わせるコムイ室長
コ「お父さんやお母さんは?」
『私、旅をしていて、、、』
コ「ひとりで?」
『う、うん、、、、』
コ「すごいね君!
僕の妹と同じ年ぐらいだと思ったんだけど」
間違いなく同い年ですけど、、、
リナリーはもう教団に連れていかれた後なのだろうか?
それともまだここにいる?
コムイ室長は感情を隠すのがうまいから
今のこの表情から状況を把握することはできない
『この町どうしたの、、、?』
コ「、、、いろいろあってね」
さすがに、子供相手にAKUMAとは
言えないわな
『私、もうそろそろ行くね』
コ「どこに行くんだい?」
『、、、、内緒』
今のコムイ室長に余計なことは
言わない方がいいだろう
コ「そっか、気を付けてね」
そう言って頭をなでてくれたコムイ室長
ほんと
昔から変わらないな、、、この人は
胸が少しあったかくなった
.
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーな | 作成日時:2020年1月23日 2時