傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

292.転生前の出来事 ページ42

アレンside





場面は変わり



どうやら教団に無事戻ってきた後のようだった




でもAが居るのは知らない一室





ア「上からの命令なんでしょうか、、、」




まるで、幼少時のAを思い出すような光景




もちろん、あの時みたいに
雑な扱いは受けていないみたいだけど



どうしてもかぶって見える






どのくらいその部屋に居るのかはわからない





でも、その部屋に
ルベリエ長官が入ってきた






ル「お久しぶりです佐倉井Aさん

こうしてちゃんとお話しするのは
初めてですね」




『こんにちはルベリエ長官

ご用は何でしょうか？』





ル「君が適合者であったこと
ノアの味方をしたこと

それに関して、結論が出ましたので
ご報告に来たんですよ

これから私と一緒に
へブラスカのところに来てください」





『なぜ、、、でしょうか』





ル「君だって覚悟はしているはずだ」





『へブラスカに守ってもらえば
安心ですもんね』



ル「物分かりが良くて助かります
もっと嫌がって暴れるものと思っていましたよ」




『無駄な努力はしません』




ル「では、ついてきなさい」






一体、、、これから
何が始まるんだろう




へブラスカに守ってもらえば安心、、、




リ「待って、、、、まさか、、、、っ」





コ「まさか長官っ！！」





コムイさんとリナリーが
いきなり血相を変えて動揺し始めた







ア「これから何が始まるんですか？」





コ「へブくんにイノセンスを取り出して貰う、、、のかもしれない、、、」






ラ「はぁ？！
そんなことしたらっ！」




リ「心臓の代わりをしてるイノセンスを取り出したらAは、、、」






生きていられない







それをわかっていて
ルベリエ長官はAを連れて行ってる、、、？





だとしたら、、、





アルマ「Aがルベリエを毛嫌いしてる理由が
やっとわかった」





こんな事、、、許せるはずがない





へブラスカも躊躇して
中々取り出そうとしない





そうこうしていると
近くを飛んでいたゴーレムからノイズが走り





敵襲！！





その短い言葉が
響き渡った








ア「教団に敵襲？！！」




ラ「なぁ、これって
もしかして未来の出来事なんじゃ、、、っ？！」







教団に敵襲なんて
まだ経験してない






もしかして
これから見るものはすべて、、、、未来？？？









.

293.転生前の出来事→←291.転生前の出来事

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す