傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

290.転生前の出来事 ページ40

アレンside





話は続いていき




Aは裏切って咎落ちになりたくないから
ティキ・ミックとは一緒に行けないと




ティキ・ミックの誘いを断り




港に来ていたみんなと合流して出航






江戸に向かう船の上での
激しい戦闘に





リナリーやラビはひどく驚いていた




リ「Aが戦わなかったら
私たちってこんな酷いことになってたって事、、、？」





ラ「冗談キツイさぁ、、、」





リナリーのイノセンス全開放による負傷




ミランダの消耗による
小舟への移動




アニタさんたちの死





どれも




リナリーたちの知らない過去




コ「リナリーの髪がぁぁぁぁああああああ！！！！」




リーバー「うるさいっすよ！室長！！」





アルマ「Aはこのことを知っていたから
俺たちを戦わせなかったのか、、、」






ア「、、、、、そういえば
アルマっていませんよね」





話に集中していて
みんなも気づいていなかったみたいだったけど





今まで見てきた中で
アルマを一度も見ていない





他のエクソシストは出てきているのに
アルマだけ、、、





アルマ「別の任務、、、とか？」





そうならいいんだけど




嫌な予感がする






小舟での移動が始まったところで
また場面が切り替わった







ここは、、、、





クロ「方舟の中である」





最終決戦の場




その場にいるのは




ティキ・ミック、ロード、レロ



僕、リナリー、ラビ、チャオジー




そして隅の方にA





ア「神田とクロウリーが居ませんね」





話を聞いていると
どうやら二人とも




ノアとの戦闘に一人残ったため
到着できなかったみたいで




リ「Aって本当にすごい、、、」




ア「そうですね、、、」





Aが居なかったらと思うと
ゾッとする






最初のうちは僕たちも知っている内容だった




でもそのうちにAの事へと話がそれ
そこで適合者であるとロードに暴露される






『仕方ないじゃない！！

私は戦いたくない！！
任務なんて大っ嫌い！！
AKUMAだけの世界？千年伯爵の勝利？？
それで楽になるならいいとさえ思った！！

人が、仲間が死ぬところなんて見たくない！！
わがままだってわかってるよ！！

わかってるけどさ！！
みんながみんな、リナリーみたいに
強くないんだよ！！』




悲痛の叫びは
僕たちよりも



コムイさんたち送り出す立場の人に
痛く突き刺さったようだった









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