傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

269.どうやって ページ19

リナリーside






消滅を始める前の状態に戻った方舟





どうして元通りになったのか
詳しく話を聞きたくて



窓から離れてAに問いかけようとしたら
ソファーで寝ていた





リ「A大丈夫なの？」




この部屋に来る前にも
無茶をしていたA





神「無理してたからな」





色々聞きたいことがあるのに
毎回Aにはぐらかされてばっかりだ





しゃがみこんで顔色を見るけど
決して良いとは言い切れない





リ「今にも壊れそう、、、」





昔から静かに寝るタイプだったけど
今回は呼吸がいつもより浅い気がする




ラ「A寝たんさ？」




私たちに気づいて
みんなが集まってきた





ア「色々聞きたいことがあったんですけど、、、」





リ「ラビ、Aの様子を見てくれない？
だいぶ無茶してたし、、、」




今ここにいる仲間の中で
医術に精通しているものはいない




でも
ラビはブックマンと旅をしていて
少し知識を持っているようだった





場所を譲って様子を見てもらう





ティキ・ミックとの戦いで
アレンくんはケガをしているけど



他のみんなはほぼ無傷



Aが何度も助けてくれたから





ラ「じじぃじゃねぇし
はっきりしたことは言えないけど
大丈夫だと思う

顔色悪いから具合は悪いみたいだけど
すぐにはどうこうとかは無いはずさ」





リ「よかった、、、」





みんなで無事にここから出たい



ア「でも、ここ
どうやって出ればいいんでしょうか」




クロ「肝心のAが寝てたら
聞けないである」





リ「方舟の消滅は止めれたけど、、、
ロードの扉ってまだ残ってるのかしら？」





ラ「つーか
あの場所にどーやってもどんの？」






ここへのゲートを作ったのはティムだけど
指示したのはAだから


Aがダウンしちゃったら
これからどうすればいいのかわからない





神「そのうちクロス元帥が来るはずだから
ってAが言ってたぞ」




ア「えっ！師匠来るんですか？！」




露骨に会いたくなさそうな顔をするアレンくん




ラ「でもどうやってもの部屋に？」



神「俺が知るわけねぇだろ」




ア「そこまで聞いててくださいよ」




どこにいても
アレンくんと神田は言い合いに発展するんだね





リ「兎に角、クロス元帥と合流できるまでは
この部屋で待機だね」






普段思うことはないんだけど
早く来て、クロス元帥









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