傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

256.黙秘 ページ6

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転生前なら
アレンくんのイノセンスを壊した話と
心臓の話



そこで私が居ることをバラされて
適合者って事もバラされたんだけど、、、




今回は少し状況が違う



まずエクソシストが全員揃ってるって事と
私がエクソシストとしてこの場にいること



ほぼみんな無傷で
体力も気力も満タンだということ





テ「実はけっこー衝撃だったんだよね
確かに壊したハズなんだけどな」




ア「壊せてなかったんでしょう？
ここに在るんだから」




最初のうちは
変わらずに私の知っている話が進んでいった




神田もクロウリーも
そこまで話す方じゃないから
変な方向に話が反れることもない




私も静かにしている





テ「でさ
もうひとつ気になってんだけど」




ん？



転生前と違うセリフだ






一体何が、、、





テ「あんたって元帥、だったりすんの？」






あんたと言うティキの目線の先には私




立場が変わっても
結局私は絡まれるんかい





『違うけど』




テ「俺が出会った中で
一番強い気がするんだけど」





まぁ、それは間違いないんだろうけど




『私が強いんじゃなくて
あなたが弱いだけなのでは？』




テ「強気だねェ
そーいう女、嫌いじゃねェよ」





『ノアに好かれても困る』




実際、転生前は恋人同士だったし
私の性格は嫌いではないんだろうな





ロ「でもさぁ〜不思議だよね〜」





アレンくんの首にまとわりついているロード




このロードの射貫くような視線が
私に向けられていた





『不思議、、、？』





ロ「ここに来るまで
Aは僕たちの仲間を殺してきたでしょ〜？」





『それが何？』






何が不思議なの？
エクソシストなんだから
敵を倒すのは何もおかしくない





ロ「なんでティッキーだけは
毎度殺さないの？」





『、、、、、それは、、、、』





そんなこと言われても



利用価値があったと言い訳すると
その理由を次は聞かれそうだ





どうしよう、、、





ロ「僕てっきり
Aは止めることはできても
ノアを殺すまでの力はないんだと思ってた


でもここでAは殺したよね〜
僕たちの家族を
結構あっさりと」





そうだね



確かにほかのみんなが戦うよりは
あっさりと倒したんだと思うよ






ア「確かに、、、
殺そうと思えばあの時殺せましたよね」





アレンくんが同意してしまったら
みんなまで不審がるじゃないか、、、っ









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