傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ45)

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250.ジャスデビページ45

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『今2人に私たちは見えないから
やるなら今のうちだよ』

ア「、、、、わ、わかりました」

半信半疑なのか
ぎこちない返事をしながらも

2人に攻撃するみんな

私はそれを遠くで見守った

デビット「アーーーー！クソッ！！
見えねーーーー！！」

イライラし始めるデビット

早くトドメ刺さないと
ジャスデビになっちゃうよ～？

流石ノアと言うべきなのだろうか

何回かは攻撃を避けている

野生の力？

いやいや、2人とも
野生の動物じゃないしな

ずっと大人しく見ていたけど
2人が歌い始めた為

私は早急に言霊のイノセンスを発動する

《破裂》

ジャスデビになっても
言霊使えば何とかなるんだろうけど

みんながその前に
ケガをするかもしれないし

これ以上手を出さないようにって思ってたけど
仕方ないだろう

ジャスデビになる前に
言霊を発動させ

言葉の通り

内側から破裂する

スキン・ボリックの時みたいに
何度も言わないといけないかなって
覚悟していたんだけど

予想に反して
2人はあっけなく倒れた

神「A、、、、？」

『睨むんだったら
さっさと倒してよ』

私だって我慢してみてたんだから

睨まれる筋合いはない！はず！！

ア「倒したんですかね、、、？」

ラ「動かねぇし
死んだんじゃね？？」

アレンくんとラビは
心配なのか様子を伺っているが
動く様子はない

多分死んだ、、、多分ね！

リ「A

また同時に発動したでしょ？
大丈夫なの？」

『うん、大丈夫』

たぶん

神「乗れ」

又もやしゃがみこんだ神田

一度してしまうと慣れたもので
躊躇なく背中にしがみついた

もう少しで塔にたどり着く

鍵も受け取ってないし
ゲームをしたつもりもないのに

結局戦ってるし

本当ティキは
無駄に登場しただけだったな、、、

歩き始めると
再度眠気が襲ってきた

神「無理するな」

『大丈夫だって、、、』

神「手、震えてる」

『、、、、、』

痙攣、、、？
それとも体温が低下してるから、、、？

わからないけど
手が、というより体が震えていた

『そのうち収まるから大丈夫』

神「、、、、」

信じてないな、、、

神田は本当心配性だな

『心配してくれてありがとう』

手に力を込めてぎゅっと抱き着いた

あったかいな

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