傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ9)

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214.睡魔ページ9

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A！！

A！！！！

すっごく何回も私の名前を呼ばれて
意識が浮上した

『、、、、ここは、、、、』

アルマ「やっと起きた！！」

うわ、、、アルマだ
すっごい会うの久しぶり

『えっと、、、今どういう状況？』

病室かと思ったけど
よく見たら室長室のソファーだ

アルマ「A気絶してたんだよ」

気絶、、、？

ううん、確か眠くなって
寝ていただけのような、、、

『アルマいつ戻ったの？』

アルマは床に座って私の手を握っていた

確か少し前に任務で教団出ていってたよね

アルマ「ついさっき戻ってきたんだ
A大丈夫？」

『うん、寝てただけだし』

ムクッと起き上がると
コムリンが破壊した後片づけにみんな追われていた

リーバー「目ぇ覚めたか！」

心配していたらしく
リーバー班長が近づいてくる

『大変でしたね、いろいろと』

リーバー「まぁな

でも室長も悪気があったわけじゃねぇんだ
許してくれ」

まぁ、私は寝ちゃってただけだし

『私は別に気にしてません

というか、コムイ室長の
ああいうところ、もう慣れましたから』

あんなところもコムイ室長らしくて
嫌いじゃないし

『イノセンス使って眠くなって寝ちゃっただけなので
心配かけてすみませんでした』

リーバー「あぁ」

ソファーから立ち
ぐっと背伸びをする

普段ソファーで寝ることなんてないから
なんだか体が変に痛い

アルマ「ちょっと顔色悪い
医療班のところいかなくていい？」

『大丈夫
寝起きだから顔色悪く見えるだけだよ』

アルマは何歳になっても
心配性だ

なんだかんだでいつも
私のことを心配してくれる

『私、部屋に戻って
もうひと眠りするね』

アルマ「えっ！まだ寝るの？！」

『うん、眠いから』

アルマ「Aって
昔からそんなに良く寝てた？」

『寝てたよ
アルマが知らないだけで』

うん、嘘だけど

最近眠いんですよ、マジで

冬眠できるんじゃないかってくらい
寝てる気がする

心配性のアルマに
部屋までお見送りをされた

アルマ「ほんとに大丈夫？
無理してない？」

『大丈夫だから！
アルマ心配しすぎ！』

なかなか帰ろうとしないアルマを説得し
やっとベッドにダイブした私は
またまた意識を手放した

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