232.今後のこと ページ27
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ブック「A嬢、ここは
はっきりと言った方がよいのではないか?」
ブックマンの言葉に迷う
はっきりと、とは
本当の理由だろう
先ほど話したブックマンには
わかってるってことか
ラ「何かほかに理由があるってことさ?」
『、、、、アルマは
本来ここにいるはずじゃなかったの
だから江戸に連れていって
必ず助かるって保証できない
ほかのみんなはフォローが出来ても
アルマに関しては何もわからないから
フォローのしようがない』
なにもわからないのに
誰が死んでもおかしくないような
あんなところに連れていけない
アルマは強いけど
ノアの方がもっと強いから
アルマ「Aは、、、
俺は、助けられないと戦えないほど
弱いって言いたいの?」
『そういう意味じゃない』
アルマ「じゃぁどういう意味?!」
『AKUMAくらいならアルマの力でも余裕
だけど今から行くところには
ノアも千年伯爵もいるんだよ
はっきり言って
今この場にいるエクソシストで
勝てる人はいない』
アルマ「Aも?」
『、、、、私は、、、、わからない』
戦ったことないし
というか、、、
『できる限りのことを
私もするつもりだけど
きっと私は、ノアとの戦いでは
役に立たないと思う』
ノアとのって言うよりも
ティキと戦うのがたぶん無理
そう考えると私が残った方がいいんだろうけど
アルマを行かせるのは心配
『とにかく!!
アルマはお留守番!!!』
アルマ「、、、、、、、、、わかった」
さっき以上に怒ってるぅぅぅ〜〜〜
怖いな、、、
少しの間そっとしておこう
本当は船員の中で
チャオジーだけは連れていきたいって
話をしたかったんだけど
あの場で言ったら
せっかくわかったって言ったアルマに
ブチギレられそうだから
言えなかった
江戸についてからでもいいっか、、、
江戸までまだ距離がある
今はゆっくり体を休めて
備えておこう
さっき起きたはずなのに
私はまたソファーに座ったまま
ウトウトとし始めて
あっという間に眠ってしまった
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時