傍観者でいたかった【D.Gray-man】5

187.嫌な組み合わせ ページ27

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隠れて出てこないのならば
引きずり出してしまえばいい





《AKUMAは全部出てきなさい》





私の言霊のイノセンスの力は絶大だ



逆らえるわけもない




私が命令すると
隠れていたAKUMAがどんどん出てきて
数えるのも面倒な数のAKUMAが姿を現した





《停止》





AKUMAの中にはどうやらレベル２もいるようだが
何も発することもできず
大人しくしている






『さ、あとはお願いします』




ラ「お願いしますって！！
なに今の？！」




『、、、、私のイノセンスですけど、、、』




それ以外の何だというのだ






ラ「いや！それはわかってるんだけど！！」




わかってるなら一体他に何が知りたいというのだろうか





ブックマン「あーだこーだ言っとらんで
手を動かさんか！馬鹿もんが！！」




そーだそーだ！！
さっさと破壊してよ



さっさと帰ってこのメンツと
おさらばしたいんだから！






ブックマンに促されて
ラビもようやくAKUMAの破壊を始めた




始まってしまえば２人でしたということもあって
あっという間に終わった





『さ、帰りましょう』




戻って着たふたりが無傷なのを確認して
私は元来た道を戻ろうとする





ラ「待つさ！！
イノセンスの捜索は？！」




『この村にはないみたいです
AKUMAの村になってただけって事ですね』



ラ「なんでそんなことわかるんさ」




『この村からはイノセンスの気配が
全くしません』





ラ「また気配かよ、、、」




『帰りましょう』




ラ「ちょっと休ませてほしいさぁ〜〜〜！！！」





予定では3日ほどの予定で組まれていた任務だったけど
私はふたりをせかしながら帰り



結果、ラビたちの初任務は日帰りになった









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帰りの山中で





ラ「なぁなぁ
もしあの村のAKUMA、Aひとりで破壊ってなってたら
どーしたんさ？」





『私のイノセンスは言霊なので
一言破壊って言えば終わりました』






ラ「、、、、マジっすか、、、、」









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