傍観者でいたかった【D.Gray-man】5

172.デジャブ ページ12

.






それにしても



転生前にもこんな事あったような、、、






う〜ん、、、気のせいだっかな？






でも神田治療するの
これが初めてじゃない気がする






『無理しちゃダメだよ？』






神「俺は死なねぇからな」







『無限ってわけじゃないんだよ』






神「言われなくてもわかってる」







私がいくらいったところで
きくとは思えないけど







転生前も神田は
毎回無理な戦いばかりをしていた




いくら治るといっても限界はある





体は大事にしてほしい







『ユウだって
私が怪我したら嫌でしょ？』





神「お前は怪我しねぇだろ」






『今はまだしてないだけ


私だって
ユウが怪我したら嫌なんだよ、、、』






些細な傷なら慣れるかもしれない




でも酷い傷は何回負っても
痛いんだ





痛いはずなのに当たり前のように
傷を負う神田が私はとても心配






神「、、、気をつける」





『うん！』







納得、、、してるのかしてないのか




定かではない曖昧な表情の神田





まぁ、気をつけてくれるだけでも
いいとしよう






『よしっ！
じゃぁ私これから任務だから』





神田に服を着てもらい
ふたりで部屋を出た





神「無茶すんなよ」





『ユウにだけは言われたくない』





私がムッとした表情でそう言うと
神田が一瞬笑ったように見えた






最初は警戒されて
睨まれてばっかりだったのに






打ち解けてくれたもんだ、、、









神田と別れて
私は任務に向かった









.

173.役割終了→←171.デジャブ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す