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58.言霊と治癒 ページ18

条件反射で一瞬目を瞑った



同時に体が飛ばされる感覚



でも違和感を感じた





巨人に飛ばされた割に、、、優しい、、、?





目を開けると目の前には



リヴァイ兵長がいた




『、、、、は?』




私、、、かばわれた、、、?



巨人に飛ばされるリヴァイ兵長に驚いて固まった






でも直ぐに正気に戻ったのは頰に飛んできた生ぬるい液体のせいだ




手で拭って見た



『、、、血、、、?』




どうして


なんで


バカじゃないの?





飛ばされた先を見ると地面にぐったり倒れこむリヴァイ兵長



慌てて駆け寄った



『リヴァイ兵長!!!』



まさか死んでないよね!?



リ「、、、っ、、、」



生きてる!!




ミ「A!後ろ!」




早く傷を治さなきゃ、このままじゃ数分で死んでしまう




だから



だからね




あんたに構ってる暇なんて1秒もないのよ!




《止まりなさい》





私は巨人を睨みつけた




巨人はピタッと止まって微動だにしない




これは言霊




使うつもりなんてなかったんだけど、、、仕方ない




ミ「え、、、?どういう事?」



『ミカサ、話は後

今はリヴァイ兵長を助けるのが先!』



近づいて来たミカサはリヴァイ兵長を見た

ミ「こんな傷じゃもぅ助からない」



パッと見ただけでも何箇所か骨は折れてるだろうし

多分肺や臓器も潰れてる



生きてるのが不思議なくらいだ





『ミカサ、一つ確認したい事がある』



ミ「なに」



『私が今からする事、誰にも言わないか、なにも見ずにここから今すぐ立ち去るか

選んで』



今からする事を兵団に言われたら確実に憲兵団行きの牢屋確定



だって人間は想像を超えたわからない力を恐れるんだから



ミ「私は誰にも言わない」



ミカサは即答だった

考えたの?って言いたくなるくらい即答




『わかった

私はミカサを信じるよ』






私はリヴァイ兵長の手を握った




呪文なんてない




ただ強く思うの




傷が治って欲しいって





『死ぬなんて、、、許さないんだから』




ぽわっと私とリヴァイ兵長が優しい光に包まれる





治癒の力




これは死人には使えない力







どんどんリヴァイ兵長の傷は塞がり
表情も穏やかになっていく








よかった、、、




代償の大きいこの力





リヴァイ兵長になら惜しむ事なく使えるよ







.

59.ただ唖然と→←57.すみません



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ゆーな(プロフ) - 凛奈さん» コメントありがとうございます!続編ありますよ^_^完結しておりますので是非ご覧ください^ ^ (2019年6月7日 21時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
凛奈 - これは、もう最新しないんですか……?最新が来るまで待っています!!!お仕事頑張ってください!応援しています! (2019年6月7日 14時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
ひろこ - 更新楽しみにしています! (2018年10月23日 22時) (レス) id: 24554be15b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 鈴屋@アキアスに期待高まる初冬さん» とても嬉しいお褒めの言葉ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年8月18日 4時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
鈴屋@アキアスに期待高まる初冬(プロフ) - なんとおもしろい... (2018年8月14日 3時) (レス) id: 88c8078fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2018年3月8日 17時

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