そこにいた証【リヴァイ】 (ページ5)

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3.誰だよ！ページ5

明日は入隊式という日

私は何気無く森へ来ていた

特に理由はない

ただ避難所は未だに人が多いし、駐屯兵団の兵士が威張ってて好きじゃない

だからたまにこうやって森で風に当たる

この時間が静かでゆったりしてて
1番楽なんだ

だけど、避難所にいる兵士に見つかったら何言われるかわからないから
ちょっと顔を変えてる

いつもは茶色のロングの髪を
金髪のショートに

茶色の目をグリーンに

これは言うなれば魔法

この世界の人は使えない力

でも私はこの世界の人間じゃないから
バレない範囲で使ってる

そぅ、バレない範囲で

『今日は陽が高くて良い日光浴だぁ～』

高い木に登って枝に寝そべる

大きい木だから後3人ほど乗っても折れることは無いだろう

あ、もちろん、この木に登ったのも魔法だけど

普通の人間じゃ絶対登れないし

このまま夕方まで寝ようかな、、、

そんな事を考えている時だった

シュッ

と言う空気音？が聞こえてきて

この世界では聞きなれない音に思わず起き上がった

でも周りには誰もいないし、いたとしてもこんな高い木に登ってこれるわけが、、、

？「誰だ、お前」

それは背後から聞こえた

男の声

驚いて振り返ってみると、同じ木の別の枝に平然と立つ男の人がいた

『、、、、あなたこそだれ、、、』

？「俺の質問に答えろ」

何こいつ
偉そうに

目つきの悪い目で睨んでくる男
私も睨み返してはみるけど
どう考えても勝てる気がしない

でも素直に名乗るのは何だか癪に触るし

『私の名前はジュリア』

偽名！！

でもよくいうじゃん？
知らない人について行っちゃダメって！

だから知らない人に本名教えないでおこうと思って！！

？「俺はリヴァイだ
お前、民間人だな？
どうやってここまで登ってきた」

また質問！？

なんか取り調べ受けてるみたいで嫌なんだけど！？

『言葉の通り、登ってきたんだけど？』

リ「こんな高い木にか？」

『うん』

リ「じゃぁ降りてみろ」

は？

降りろとな？

リ「本当に登ったなら降りれんだろ？」

まぁ理屈的にはそうかもしれないけど

てか！なんかこいつ楽しんで無い！？

男をみると不気味に笑ってる

仕方ない！

できる気しないけど頑張って降りてみるか、、、

枝は下に連れて半数が少なくなってるから伝って降りるのは無理そうだし

よし！

飛び降りるか！！

そう決めて、思いっきり飛び降りた

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