そこにいた証【リヴァイ】 (ページ30)

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28.惚れてるページ30

リヴァイside

ジュリアと同じような雰囲気を感じた

Aに

だが違う

似てはいてもジュリアではない

名前も容姿もちがう

ただ似ているだけだ

『リヴァイ兵長、、、何かありましたか？』

感の鋭いAに

『いぇ、、、なんだかいつもと違う気がして』

勘のいいAに

どこか共通点を感じた気がした

だがジュリアがここにいるはずも無いし

俺ははぐらかした

これがジュリアならきっと色々グチグチと話をしていたのかもしれない

Aが帰った後、書類を片付けながら考えるのはジュリアの事だった

俺は兵長だ

だから誰も知らないというジュリアをこのままにする事は出来ない

だが、、、

俺自身で言えば壊さないでほしい

俺の安らぎの場所を

あの場所、あの時間だけが
俺を兵長から切り離してくれるからだ

ジュリアは俺を1人の人間として扱ってくれる

だからあの空間にこだわっていたんだ

それが壊される

それはとても不愉快だ

リ「俺は、、、兵長だ、、、」

変えられない事実

俺は、兵長として、ジュリアから色々と聞かないといけない

どこに住んでいるのか

何をしているのか

何故誰も知らないのか

リ「チッ、、、」

書類に全く集中できねぇ

俺は多分、、、ジュリアに惚れているんだろう

初めてあったあの日から

俺は惚れてる奴を疑うのか？

捕まえるのか？

クズ野郎だな、、、俺は、、、

次会う日が

とても恐ろしく感じた、、、

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