そこにいた証【リヴァイ】 (ページ3)

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1.情報収集ページ3

人多いなぁ、、、

逃げる人たちについていった先は
避難所なのか、沢山の人で溢れていた

しかもこれだけ大勢いるにもかかわらず
その中の大多数が絶望の表情を隠しきれずにいる

一体どういう状況、、、？

ほんの数時間前にこの世界に来た私には全く状況が掴めない

取り敢えず辺りを見回して座れそうな所を探してみる

エ「クソッ！！クソッッ！！」

目にとまったのは、私より少し年下っぽい男の子

その子は泣きながらキレていた

多分キレている相手はあの大きな人、、、巨人なんだろう

男の子の近くには女の子もいるけど

女の子の方は無表情で静かに座ってる

うーん、、、、

取り敢えず年が近そうだし
情報収集も兼ねて話しかけてみるか、、、

『、、、、、あのぉ、、、、そこいい？』

恐る恐る近づいて、女の子に話しかけた

うまい具合に隣が座れるぐらい空いててよかった

ミ「、、、どうぞ」

やっぱり無表情だけど、許可は貰えたから
遠慮なく隣に座る

『、、、私A、貴女の名前聞いてもいい？』

ミ「ミカサ、、、こっちはエレン」

ご丁寧に男の子の名前まで教えてくれた

でもエレンは今話しかけられそうなないからほっとこう

『ミカサとエレンね、よろしく
2人も避難して来たんでしょう？どこから？』

ミ「私たちはシガンシナから来た
Aは？」

シガンシナって、、、？

取り敢えず合わせとけばなんとかなるか

『私もシガンシナ
すごかったね巨人』

当たり障りのない返答をしたはずなんだけど
ミカサの顔が疑うような表情になった気がした

もしかしてこの世界では巨人初めて見るっておかしな事だったのかな？

でもみんな巨人見て逃げてたし、、、

ミ「シガンシナは結構狭い
だけど私、あなたを見たことがない」

えー、、、そっち？？

というかシガンシナってそんな狭いの？

うーん、、、

情報収集って結構難しいんだなぁ

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