そこにいた証【リヴァイ】 (ページ19)

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17.昔の親友ページ19

やりたい放題、、、って感じ、、、

エレンの裁判で私が思った事

最初は裁判らしい雰囲気だったんだけど
途中からはエレンをリヴァイがめちゃくちゃボコるという意味のわからない状況になり

そして何故かエレンの身柄が調査兵団預かりとなって

ただでさえ、調査兵団って嫌なイメージがあるのにこんな事をして大丈夫なのだろうかと思った

ボコられてるエレンを見つつ今にも飛び出しそうなミカサを抑えるのに必死で
気がついたら終わってた

『、、、疲れた、、、』

裁判を見学するだけのはずだったのに
なんでこんなに突かれなきゃいけないんだ

裁判所からの帰り道、私は大きなため息をついた

ア「Aが止めてくれてよかったよ
僕一人じゃミカサを止められなかったし」

『何女子みたいなこと言ってるの？
アルミン私より体術成績良かったじゃん』

ア「ミカサ相手に僕一人じゃ絶対勝てないから」

そう言って苦笑いするアルミン

確かに、ミカサ相手に1人は無理

『ミカサ力も強いからね～』

ミ「エレンを守るためなら私はなんだってする」

『それでこそミカサって感じ』

一途だなぁ

でもこんなに自分以外の為に一途になれるってすごいことだと思うし尊敬する

ア「Aは幼馴染とかいないの？
避難所で初めて会ったあの日以降、Aは僕たちと一緒にいるけど、仲のいい友達とかいたんじゃない？」

『なんでそう思うの？』

ア「Aって気さくだし、誰とでも仲良くなれるでしょ？
だから避難所で友達や知人に一度も会ってないのがちょっと不思議で、、、」

アルミン、それは私を疑ってるって事かな？

まぁ疑ってるって言ってもなんに対してなのかは本人もわかってなさそうだけど

ミ「私も気になってた」

『幼馴染かぁ、、、親友、みたいな子はいたよ？
でも私が思ってただけで相手はどうだったかわからないけど
それに今は生きてるのか死んでるのかもわからないし』

遠い昔の記憶

多分もう死んでるとは思うけど
果たして彼女は無事黄泉に行けたのだろうか

彼女の顔を思い出して少しだけの懐かしい気持ちと少しだけの憎い気持ちが入り混じった

ア「、、、Aの幼馴染、一度会って見たかったよ」

ミ「Aの友達ならいい子に決まってる」

『、、、いい子、、、だったんだけどねぇ』

しんみりした雰囲気になってしまったけど
昔の事を思い出して
本来の目的を再確認できた気がした

早く探さなきゃね

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